最強のハーブ【ローズマリー】の育て方総チェック!品種は?植え付け時期は秋?丈夫なハーブの意外な弱点とは…?

Last Updated on 2022年10月24日 by Taichi

また、枯れたか…

我が家の最古参ハーブ、這性のローズマリー。

生え広がる這性のローズマリーを度々剪定します。
剪定したら、必ずと言っていいほど土に触っていた枝に、根っこが生えてます。
「根つきの枝なら、挿し木にして簡単にもうひと鉢できる‼️」と
喜んで鉢植えにしてみると…枯れるのです。

もう、何回も失敗しています。
失敗し過ぎて、漸く
「ローズマリーはそもそも移植が嫌いなんだ‼️」
…と気づきます。

【ローズマリー 移植】でググると

●ローズマリーは、根を(いじ)られるのを嫌う
●大株のローズマリーは植え替えが難しい。
●ローズマリーは挿し木で増やしやすいが移植は難しい。

などのご意見が。これも、ローズマリーの特徴、個性ですな。

丁寧な挿し木はOKだけど、
「引きちぎったローズマリーの枝に、たまたま根っこが生えているからそのまま土に挿してみよう」ということでは、大抵失敗するわけですね。

皆さんも気をつけて❗️

【ローズマリー】とは

立木性のローズマリー

立木性のローズマリー

学 名:Salvia rosmarinus
ローズマリーの学名は「海の雫(しずく)」を意味するラテン語。
花の色や形を「海の雫」に例えたものです。

ローズマリーの花

ローズマリーの花

「rose(ローズ)」は、「露」や「雫」を意味するラテン語「ros(ロス)」。「mary(マリー)」は、「海」を意味するラテン語「marinus(マリヌス)」に由来する。

和 名:マンネンロウ(迷迭香)
英 名:rosemary
科・属:シソ科マンネンロウ属(ロスマリヌス属)
原産地:地中海沿岸地方
草 丈:30~200cm(品種による)
開花期:11月~5月(種類により夏も咲くものがある)
収穫期:4月~11月(冬も控えめなら可)
花の大きさ:1~2.5㎝
耐寒性:〇 我が家でマイナス3℃まで耐えた実績あり。
耐暑性:◎
耐陰性:△
特徴・草姿・花言葉
ローズマリーは常緑性低木で、葉茎に爽やかな芳香を持ち、抗酸化作用があることでも広く知られているハーブです。分布域は地中海沿岸地域、スペインおよびポルトガルの北西部の海抜1500m以下の沿岸部や丘陵地帯でやや砂質の場所に自生しています。
ローズマリーの花言葉は「思い出」「追憶」などです。




ローズマリーとタマスダレ(10月)

ローズマリーとタマスダレ(10月)

匍匐(ほふく)性のローズマリーは比較的花付きが良い

匍匐(ほふく)性のローズマリーは比較的花付きが良い

【ローズマリー】の品種・バリエーションは?

半木立性(半匍匐性)のローズマリー

半木立性(半匍匐性)のローズマリー

ローズマリーは品種が豊富ですが、大きくは立性・匍匐(ほふく)性・半木立性の3種に大別できます。
●立性の品種は1m以上で茎が真っ直ぐ伸び、左右にはあまり広がりません。
●ほふく性の品種は樹高20~40㎝、地面を這うように横に広がります。ほふく性の品種は成長が早く花つきのよいものが多いようです。
鉢植えにして枝を枝垂れさせたり、グランドカバーとしても利用されます。
●半木立性の品種は樹高30~60㎝、立性とほふく性の品種の中間のタイプです。

※匍匐性のローズマリーが、和風の生垣の中に1か所だけ混ざっている、という珍妙な景色を発見。

ローズマリーの独特な活かし方?!

ローズマリーの独特な活かし方?!

でも意外と違和感がない。

でも意外と違和感がない。

【ローズマリー】の育て方『基本は、乾燥気味』

環境

ローズマリーは日当たりがよく、乾燥しやすい場所を好みます。 真夏の直射日光でも元気に育ちます。

用土

ローズマリーは丈夫な性質の植物なのであまり土質を選びませんが、酸性が強い土や過湿を嫌うので注意しましょう。鉢植えの場合は市販のハーブ用培養土もしくは草花用培養土で問題ありません。

水やり

土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。乾燥気味に育てます。私は迷ったらパス、くらいの感覚です。

肥料

ローズマリーは荒れ地でも育つ植物なので肥料はほぼ不要です。
植えつけ時に肥料を控えめに施すくらいです。

植え付け・植え替え

植えどきは秋。
地中海沿岸が原産地であるローズマリーは日本の高温多湿が苦手。
暑さも群れも不得意なローズマリーは、
温暖化が進む中の日本では秋に植え付けるのが最適です。
鉢植えにする場合は、通気性・排水性を重視して素焼きの鉢や不織布のポットなどに植え付けるのがいいです。

剪定

ローズマリーの剪定の適期は春の5月と秋の9月頃。その他の時期でも適宜少しづつ収穫できますが、大きく刈り込むのはこの時期にしましょう。特に気候が安定している5月は刈り込みのチャンスです。 花が終わってすぐの梅雨前に、花が咲いていた位置の少し下で軽く透かし剪定をするか、しっかり育っている場合は株元近くまで枝を切ってしまいましょう。

病害虫

ローズマリーは虫が付きにくいハーブです。

増やし方

挿し木で増やせます。4~5月または9月~10月。2~3週で根が伸びてきます。

【ローズマリー】園芸家の評判は?

ローズマリーは乾燥気味に育てるのが良いそうなので日の当たる場所で、ミントは直射日光が長時間当たらない半日陰でお水たっぷりに育てるのが良いので、同じ場所には置きません。

ローズマリーの切り枝を水につけること約10日。
発根しました!
切り枝を直接土に植えて挿し木をされる方もいますが、
発根させてから土に植えると成功率が高いですよ。

ボーボーになってたローズマリー、蒸れると株に良くないとのことで
大量に枝切りして、お風呂用のバスソルトを作ろうと思い、陰干し中♪
乾燥させてヒマラヤ岩塩と一緒にお茶パックに入れるのですが、
乾燥してからお茶パックのサイズに枝をカットすると、
葉っぱがあちこち飛び散るので、汚れを落とすために洗った直後に
お茶パックサイズにカットしておくのがコツかな♪

植物Fan.TaiChi

【ローズマリー】の通販

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。