植えっぱなしOK!小ぶりで愛らしいスイセン【ティタティタ】の育て方チェック

Last Updated on 2022年6月19日 by Taichi

もう、10年になるのだ。

ヤマアジサイの株元に植え付けたまんま…10年‼️
それでもカワイイ黄色い花を咲かせてくれる、スゴい耐寒性球根。

ミニスイセン【ティタティート】

ミニスイセン【ティタティタ(?)】

コイツの名前は…カタカナ表現が実に沢山😅
学名 Narsissus ‘Tete-a-tete’なんだけど、

ティタ・ティトか、
ティタ・テイトか、
ティタ・テートか、
ティタ・ティタ。
ティタ・ティータ。
ティタテタ。
テータ・テータ。
テータテート。

…いっそ【手と手🤗】ってのが可愛いと勝手に思う🤗🤗

スイセン【ティタティタ】とは

【学 名】Narcissus cyclamineus cv. Tete a tete
【英 名】daffodil, narcissus
【科・属】ヒガンバナ科スイセン属
【原産地】地中海沿岸
【開花期】2~4月

【特徴・草姿・草丈】
日本水仙(ニホンズイセン)は房咲き水仙(Narcissus tazetta)の仲間。
1本の茎にいくつもの花をつけます。

これに対して、

キクラミネウス(シクラミニウス)系(Narcissus cyclamineus)は、
1つの茎に普通1つの花をつけ、花びらが反り返ります。テータテート(Tete a tete)はその園芸品種なんだそうです。

キクラミネウス(シクラミニウス)系っていうのは、
「花被片がシクラメンのように反り返ったうつむきかげんの花を、
細い茎に1輪~数輪つける。」

という説明も園芸書にあったかと。

ミニスイセン【ティタティート】

ミニスイセン【ティタティタ】

名前の「Tete a tete」は、
「テート:tete」=古いフランス語の「頭」という意味の単語から来ていて、
「Tete a tete」=「頭を寄せ合う」
→内緒話をするという意味だそう。
群生する花の姿は「ナイショ話」なんですね🤭

草丈は10~20cmのミニサイズ。かわいいです。
地際から生える葉は、やや幅の広い線形です。花径は3cmくらいで、花びらも副冠も黄色です。
日本水仙みたいな良い香りはしません。とても丈夫で繁殖力が強いです。スイセンには球根と葉に有毒物質が含まれているので注意してください。




スイセン【ティタティタ】の育て方

置き場所・環境

半日陰でも大丈夫。ウチは真夏の直射はほぼ当たりません。耐寒性は-25℃まで。寒さに当てないと開花しないので冬越しは屋外で。

植え付けは11月が適期。深さ3~5cmで植えつけます。植え込むのが早過ぎると葉ばかり茂り、遅過ぎると開花が遅れます。
酸性土をやや嫌うので植え込み時は苦土石灰推奨。堆肥も極少量混ぜる。ただ私は石灰までやった覚えがない笑

スイセン【ティタティート】年末年始に芽を出す。ここからが待ち遠しい。

スイセン【ティタティート】年末年始に芽を出す。ここからが待ち遠しい。

水やり

土が乾いたらたっぷり。露地植えは不要。

肥料

花後の施肥推奨。葉が枯れるまで、液肥を月2回程度。

その他管理方法

《植え替え・増やし方》

数年は植えっぱなしでもよいです。私は10年植え替えてないし😁

10年植えっぱなしだとさすがに花数が少なくひょろっとしている…

10年植えっぱなしだとさすがに花数が少なくひょろっとしている…

堀りあげる場合は葉が枯れた6月頃、
ベンレートで消毒し涼しい日陰で休ませてから秋に改めて植えます。小さく分球した球根は、分けて植えると2、3年後にまた花を咲かせてくれます。

うまく育ちますよう…
植物fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。