真夏の小さな救世主!8月も花を咲かせる【トレニア】の品種・育て方チェック

Last Updated on 2022年8月7日 by Taichi

こんなに助かるとは思ってなかった。

真夏のガーデンの味方【トレニア】

真夏のガーデンの強い味方【トレニア】

ガーデニング中、「あ、そういえばこのスペースのことを忘れてた😵」
…という時に何度も助けてもらった、トレニア。ホームセンターで出回る小さな苗を100円くらいの安価で購入し、それなりの株間をとって植え付ければほぼ問題なく、課題となっていた小さな空き地を埋めてくれる。
近頃では、この強靭でウチにぴったりの1年草のトレニアに助けてもらうのは寧ろ最後、と決めてガーデニングに勤しんでます。

【トレニア】とは

【学 名】Torenia (fournieri)
一般的に「トレニア」と呼ばれているのは、【トレニア・フルニエリ】でのことです。トレニアは種類が多くて、匍匐性のものなど全部で数十種類ほどあります。

【和 名】トレニア
【英 名】wishboneflower , bluewings
【別 名】ハナウリクサ(花瓜草)、ナツスミレ、ムラサキミゾホオズキ
【科・属】アゼトウガラシ科ツルウリクサ属(トレニア属)
ゴマノハグサ科で分類される場合あり

【原産地】東南アジア アフリカ
【開花期】6~11月
植え付けた6月の画像がこれで…

【トレニア】6月の植え付け時の様子

【トレニア】6月の植え付け時の様子

2ケ月後、こうなった。

【トレニア】8月の様子。

【トレニア】8月の様子。

【特徴・草姿・草丈】
トレニアは暑い夏にたくさんの花を次々と咲かせ、耐陰性のある、とても育てやすい植物。ビオラと交代でスペースを埋めると頃合いがよい😉

【トレニア】オススメの品種は?

トレニア・コンカラー(Torenia concolor)

非常に強健で、柔らかい茎がつる状に地面を覆います。
さわやかなブルーの花が枝垂れてたくさん咲いてくれる人気の品種です。秋に花数が多くなります。

トレニア・バイロニー(Torenia baillonii)

花の中心が黒い、印象的な黄花。草丈20〜30cmで半ほふく性。

トレニア・フルニエリ クラウンシリーズ

花つき、分枝性がよく、コンパクトにまとまる。

トレニア サマーウェーブシリーズ

交雑品種。フルニエリの花つきのよさと、コンカラーの強健さをあわせもつ。

トレニア ルミーナシリーズ

交雑品種。トレニアでは初めての純黄花を含むシリーズ。



【トレニア】の育て方

置き場所・環境・用土

日当たり推奨。高温にも耐えるし、乾燥に弱いが逆にウチのような水はけがイマイチなところでは生育旺盛!
真夏は直射日光を避けて風通しの良い明るい日陰で育てると生育がよく、株が蒸れることもありません。通常の1年草タイプは11月頃には枯れます。

水やり

鉢植えは、乾いたらたっぷり💦。露地植えは基本的に不要たが、トレニアは乾燥には弱いので要注意。

肥料

植え付け時の固形肥料、あとは月に2回くらい液肥を。トレニアは肥料が結構好きで、花が咲く間はしっかり与えるとよい。

その他管理方法

ポイントは花柄摘み・切り戻し

花がら摘み
4月から11月に行います。順に分かりやすく花が枯れるのでマメに取り除きます。

摘心
植えつけ2週間後に枝先の2節くらいをカット。この摘心を行うと分枝が促進され花数が多くなります。

切り戻し
6月から8月に、全体の1/2程度の長さに切り戻します。あまり強く切り戻すと、株が枯れてしまうおそれがあるので葉を半分は残すくらいに。

【トレニア】摘心、切り戻しでこんもりと仕上げる。

【トレニア】摘心、切り戻しでこんもりと仕上げる。

うまく育ちますよう…
植物fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。