Last Updated on 2019年5月25日 by Taichi
5月の京都植物園にて、驚く。
京都植物園の中を散策していると、こんな風景に出会った。
切り株の脇から、生えすぎるくらい生えてきている【ひこばえ】
ひこばえ:蘖
蘖とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。 太い幹に対して、孫に見立てて「ひこばえ」という。春から夏にかけて多く見られるが、俳句では春の季語となっている。 森林伐採の後、切り株からの蘖によって新たな森林ができるようにすることを萌芽更新という。かつての里山はこれによって維持された。 ウィキペディア
この木何の木⁉️と思って見渡せば、となりに切られてない木がありまして…
数十メートルはある大木、名札に【コウヨウザン】と‼️
そして、この木の根元からも、大量の蘖(ひこばえ)が‼️
コウヨウザンて…お化け⁉️
コウヨウザンてどんな木?
【学 名】Cunninghamia lanceolata
【和 名】コウヨウザン(広葉杉)
【英 名】China fir
【科・属】ヒノキ科(スギ科)コウヨウザン属
※常緑針葉樹
【原産地】中国南部 台湾
日本へ渡来したのは江戸時代の末期。天に向かってまっすぐに伸びる樹形とオリエンタルな雰囲気が好まれ、社寺の境内に数多く植えられた。
【開花期】4月
【特徴・草姿・草丈】
葉が大きく、背丈も高くなることから風に弱い。その対抗手段としてか、スギの仲間では珍しく、幹が途中で折れても、そこから新芽を出して再生する。また、根元から発生する「ひこばえ」も多いため、ひこばえだけを残して株を更新することができる。
樹高30m以上(‼️)直径1m以上に成長する。
丈夫な木が萌芽更新で何度も生長してくれる…この特性は林野庁も上手く生かしているそうな🤔フムフム
植物fan.TaiChi