細長~い、夏の花。君の名は?

Last Updated on 2020年8月12日 by Taichi

この暑い暑~い夏に、ス~ッと立ってる。

大阪・梅田の街角にて


暑さのせいでアイスキャンディに見えてくる…

この花だけ露地植えにしていると、正直モノ寂しい。低めの花なんかと合わせないとカッコつかない。この花、切り花とか向いてそう😅

君の名は⁉️

名前をリアトリスと言うんだそうだ。

こんな姿でもキク科の宿根草。
冬には地上部を枯らし宿根して、春に再び芽吹くんだって🌼ヨサゲ~

【リアトリス】とは

【学 名】Liatris spicata
【和 名】リアトリス
【英 名】Liatris
【別 名】ユリアザミ、キリンギク
※花がアザミに、葉がユリに似ていることから「ユリアザミ」の和名があります。

【科・属】キク科ユリアザミ属(リアトリス属)
【原産地】北アメリカ
※日本には大正時代末期に渡来。昔からあるんですね~

【開花期】6~9月
【花の色】紫、ピンク、白
【特徴・草姿・草丈】
●リアトリスは紅紫色の花を咲かせます。地際から真っすぐ伸びる花茎の上部に穂状に咲きます。
●草丈は30㎝~100㎝。

リアトリス

リアトリス

●一般的に花は下から上に咲きますが、リアトリスは上から下に咲き進む珍しい花で、切り花に向く丈夫な多年草です。

リアトリスは上から下に咲き進む珍しい花

リアトリスは上から下に咲き進む珍しい花

●地下茎が球根のように肥大することから、球根植物として扱われることもあります。

リアトリスの育て方

置き場所・環境・用土

日当たりの良い場所を好みます。
逆に日照不足になると茎が徒長しがちになって、花も咲きにくくなります。
暑さ寒さには強く夏場の日除けなどは必要ありません。
高温多湿は苦手。株が蒸れて枯れることがあるので、風通しには気をつけて。水やり
乾いたらたっぷり💦。露地植えは基本的に不要。

肥料

成長期に、固形肥料を。
多肥は禁物。葉ばかりが茂るので、肥料は少な目に施します。

植え替え

4月、10月が適期。

増やし方

タネから育てるのが良い。
タネまきの適期は、3月末~5月。
ピートバン等にタネまきの用土を入れバラまきします。タネが隠れるよう5mmほど覆土して、たっぷりと水やりします。
発芽するまでの約2週間ほどかかります。乾かさないように注意。
本葉が2~3枚になったころ、肥沃な土を入れた小鉢に植え替えます。日当たりと水はけのよい場所に、1㎡当たり完熟堆肥約3kg、腐葉土約1/3袋の有機質に加え、化成肥料約50g(約2握り)を深くすき込み、やや高うねにして株間約30cmで植えつけます。
株間を広く取ると、春の芽吹きが多くなります。

うまく育ちますよう…
植物fan.TaiChi




ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。