サルスベリ 真夏の花の『生存戦略』

残暑にも程がある

ここまで猛烈な残暑にあうと、我が家の草花も青息吐息ですね~
育つものも育たない、といいますか…

加えて、大雨に次ぐ大雨🌧️のせいで
蒸し暑いことこの上なし😵

さてそんな炎天下でも平気で花を咲かせている、ド根性な花木?

炎天下でも平気で花を咲かせる『サルスベリ』

炎天下でも平気で花を咲かせる『サルスベリ』

サルスベリ、ですね~
和風にもよく合いますね。

店内から眺められる【蔵人珈琲】の和庭

サルスベリを店内から眺る 箕面カフェ【蔵人珈琲】の和庭

熱帯化する日本の和風庭園で、夏場に花を咲かせるなんて簡単にできる芸当ではないですよね。さすが『百日紅』とよばれるだけのことはある😅ヤルナー

さてこのサルスベリ、花が咲き進むと、花房の中に黄色のドットが浮かび上がります。

黄色のシベが見えてきたサルスベリ

黄色のシベが見えてきたサルスベリ

一つ一つの花が開いて、シベ(雄しべ)が見えてくるからですね🧐

サルスベリ 雄しべの秘密計画

この雄しべが、サルスベリには2種類あるという不思議🤔

サルスベリの花

サルスベリの花。

この写真、中央には葯(やく)が黄色の雄しべが数本まとまっています。これが花房の【黄色いドット】に見えていた部分。

その外側に、花糸が比較的長い、葯の色が緑色をした雄しべが、花弁の数と同じ6本ひょろりと伸びています。ひょろりの残り1本が雌しべです。画像の真ん中あたりにあるやつです。
(緑色は花粉の色で、葯の色はもっと地味らしい)

サルスベリの花には【ニセモノがいる】

短くて黄色い方の目立つ雄しべは、なんとニセモノ‼️😎

受精に役立つのは,目立たない長い雄しべが出す花粉だけ。短くて目立つ雄しべは,花粉は出すものの,それは肝心の染色体(DNA)を含んでいない見かけ倒しの二セ花粉。虫をおびき寄せるための,安物のイミテーションなのである。

出典/多田多恵子著『したたかな植物たち』(2002年)

本物の花粉が派手な黄色でわんさか突き出していたら問題ないのでしょうが、緑色の花粉では地味で虫が受粉してくれない、とゆうことですかね。なんと不思議なシステム❗️独自の生存戦略‼️

フリルの花びらに、2種類の雄しべ。
真夏の炎天下に派手に咲く花木は、花のキャラも個性的ですね😁

植物fan.TaiChi

※【葯 やく】雄しべの先の、花粉が入った袋。