Last Updated on 2022年11月13日 by Taichi
詩仙堂まで、10秒
『はい、詩仙堂はこちらです、、10秒!』
警備のおじさんの明るい声が坂の真ん中で響く。
確かに、警備のおじさんのスグそばに、詩仙堂の門があった。
そう、私は京都市左京区 の名刹【詩仙堂】にやってきたのだ。
私が見たかったのは勿論、紅葉もあるが…【赤い実フリーク】【赤い実フェチ】もしくは【赤い実LOVER】の私の本当の目当ては【センリョウ】【マンリョウ】なのだ!
そんなものはどこでも見られると言ってはいけない。江戸時代に造営された建築、庭園の中でその赤い実がどうデザインされ、この紅葉の時期にどう趣深く【添えられて】いるか、興味深いことこの上ない!
詩仙堂へのアクセスと【石川丈山】
…詩仙堂へは【叡山電鉄一乗寺駅】で、下車。
ここに石碑が…
【石川丈山先生旧蹟 詩仙堂】と、ある。
※石川丈山は 江戸時代初期の文人にして詩仙堂の開基。もともとは徳川家の家臣で、大坂夏の陣後、様々あって丈山となって文人として過ごしたそうな。
59歳の1641年(寛永18年)に詩仙堂を造営。この詩仙堂、現在は丈山(じょうざん)寺と号する曹洞宗のお寺。
一乗寺の駅からは1本道。白川通を越えて坂道を上がって…テクテクと10~20分。
…さて詩仙堂の中へ!
庭園へのアプローチを通って…
o(^-^)oワクワク500円を支払って…
中へ入ると…WOW!!!
美!京都 詩仙堂の紅葉
作庭したのも、詩仙堂の開基である石川丈山本人なんだそうだ。
高低差のある土地を上手く使っていると思う。下に降りると、ススキの配置が趣深い!
目線を下にやると、見事な紅葉の添え物として佇んでいる【赤い実】たち。
センリョウ
そして、マンリョウ。
センリョウの開いた感じより、私は寧ろマンリョウの
細い1本の枝からポツポツと下向きに放たれる【赤の侘び】が好きである。
日本の歴史と風土と共に生きてきた和風庭園の赤い実たち。
ウチにも必ずマッチするはず。うまく、取り入れてみたい!
一乗寺のお手軽ランチ「つばめ」
ちなみにランチは一乗寺の駅からスグのカフェ「つばめ」で¥850のランチがオススメ~
大きな窓が開放的、店内は木の香りが漂って癒されます。
めちゃめちゃヘルシーで美味しいランチでしたよ!
植物fan.TaiChi
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