京都 歩いてみれば… 本能寺の【火伏せのイチョウ】に出会う

狭い狭い路地の先に

四条河原町から河原町通りを北へ行くと、御池の手前に左に折れる狭い狭い路地があります。
その先に、なにやら意味ありげに佇むイチョウの大木。

京都市街地の路地にて

京都市街地の路地にて

「この木だけは切ってはいけない!」と言わんばかりにしめ縄?が巻かれている様子。
路地を進んで中に入ると、そのイチョウの大木に見守られるように『信長廟』があります。

京都『信長廟』とイチョウの大木

京都『信長廟』とイチョウの大木

そう、ここは本能寺…あの本能寺です。焼かれたあとは場所が変わってますが、本能寺です。
本能寺にあるこのイチョウは「火伏せの銀杏(イチョウ)」と呼ばれています。

「火伏せの銀杏(イチョウ)」

樹齢400年とも言われるこの銀杏の巨木は京都大火(天明の大火)で京都が大火事に襲われた際に、自ら水を噴き上げて火災から人々や寺を守ったという伝説があります。
実際どうかは別として、その為「火伏せの銀杏」と言われているそうです。

本能寺の「火伏せの銀杏」京都市指定保存樹

本能寺の「火伏せの銀杏」は、京都市指定保存樹

学説では、周囲が相当な高温に達してイチョウが体内の水蒸気を噴き出したのでは?
とも言われていますが…あり得なくもない話ですね😅

本能寺が四条西洞院にあったころから存在し、本能寺の変の後に現在地に移植されたそうです。

長寿の木 イチョウ

イチョウが実際に水を吹き上げるわけはないのですが、イチョウの木は水分を多分に含有し、火事の延焼を防ぐ役割をよく果たしてくれるそうです。

何よりこれから秋が深まると、散り銀杏の鮮やかな絨毯が本能寺を彩り美しい姿になることと思います。

この後の秋のイチョウの絨毯が楽しみ

この後の秋のイチョウの絨毯が楽しみ

地元の大阪なら、御堂筋のイチョウ並木がお馴染みで秋には癒してくれるのですが、同時にあの銀杏の独特の匂いが…正直、自宅の近所にはあってほしくないかなぁ。

世界には樹齢1000年を越えるイチョウの木も多く存在するので、この本能寺のイチョウの木もまだまだ元気に京都の街を見守ってくれると思います…ビルに囲まれ狭そうでかわいそうだけど😅

たまたま行き着いた本能寺ですが…

さて、たまたま行き着いた本能寺。正門は多分こちら。寺町通りの商店街の中にあります。

本能寺の門 寺町通りに面している

本能寺の門 寺町通りに面している

境内には数本の巨木と、酔芙蓉。


本能寺の酔芙蓉

本能寺の酔芙蓉

ふらっと立ち寄るには、なかなかいい場所でした。
京都市街でちょっと時間が空いたら、皆様もぜひお立ち寄りくださいませ~

場所はこちら。
京都市中京区寺町通御池下る下本能寺前町522
地下鉄東西線「京都市役所前駅」下車すぐ

Pocket
LINEで送る




ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。