奈良の旅なら【慈光院】癒しの茅葺き屋根と庭園

Last Updated on 2021年7月25日 by Taichi

仕事のついでに「別世界で和む」

仕事の手伝いで奈良に行きました。少し時間が空いて、クルマで来ていたこともあったので、超短時間の観光をすることにしました。
私が向かったのは奈良県大和郡山市にある【慈光院】
350年前に建てられた臨済宗大徳寺派の寺院。その庭は【大和三名園】のひとつとされていると聞いて胸が高なります。

この一之門から世界が変わる。茨木門に続く参道へ入る。

この一之門から世界が変わる。茨木門に続く参道へ入る。

一之門をくぐると、世界が変わり「茶の湯」の趣にはまっていきます。

【慈光院】参道

【慈光院】参道

参道を抜けるて「茨木城楼門」にたどりつきます。

奈良・慈光院【茨木城楼門】

奈良・慈光院【茨木城楼門】

上下の屋根が茅葺きの二重門。

片桐石州の出生地でもある摂津茨木の城は、徳川家康の発した一国一城令により取り壊されるが、その中の門を貰い受け、屋根を書院と合わせて茅葺きに葺き替えて慈光院の山門とされた。現在 「楼門」と呼び習わされてはいるが形状は「二重門」あるいは「櫓門」である。
二重門で上下の屋根が共に茅葺きというのは全国でも珍しい。(慈光院公式サイトから)

門も書院も、茅葺屋根

茨木城楼門をくぐり、1000円支払って書院の奥へとすすむ。
楼門は、書院から見ても美しく趣深い!

【慈光院】書院から見た楼門

【慈光院】書院から見た楼門

石を使わない庭園

書院から見た庭。素晴らしい和風庭園です。

【慈光院】の和風庭園

【慈光院】の和風庭園

禅寺の庭園にしては石をほとんど用いずに、色々な種類の木々を用いた庭にされているのも、茶席の庭として季節ごとの風情を楽しめるようにしたものである。(慈光院公式サイトから)

石を使わない分、実に丁寧に行われている樹木の刈込みが大変だと思われます。

丁寧に刈り込まれた姿が美しい

丁寧に刈り込まれた姿が美しい

手水鉢・蹲踞(つくばい)は4箇所に添えられていました。

【慈光院】の手水鉢

【慈光院】の手水鉢

庭に下り立つと
庭から眺めた書院がこれまた趣深い!

【慈光院】庭園から眺めた書院

【慈光院】庭園から眺めた書院

【慈光院】庭に下り立つと、苔がまたいい感じ

【慈光院】庭に下り立つと、苔がまたいい感じ

慈光院は【茶の湯】でも有名

【慈光院】は、境内全体をひとつの茶席として建立されたそうな。入場料1000で、抹茶と和菓子が頂けます。

お話を伺いながら、抹茶と菓子をいただく。

お話を伺いながら、抹茶と菓子をいただく。

奈良【慈光院】へのアクセス

カーナビやPCのルート案内で、目的地を「慈光院」とされた場合に、拝観入口ではない 裏門へ誘導することがありますので、「慈光院庭園」と入力された方が良いと思われます(公式サイトより)

道路脇に、看板が。石畳の坂を上っていきます。駐車場は結構余裕がありそう。

【慈光院】道路脇に看板が

【慈光院】道路脇に看板が

【慈光院】駐車場はこんな感じ

【慈光院】駐車場はこんな感じ

訪問:2020年10月4日

植物fan.Taichi

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。