ふわりと豊かな表情を見せるイングリッシュローズ【メアリー マグダレン】

Last Updated on 2022年8月28日 by Taichi

様々な表情を見せるイングリッシュローズ

私がバラ園で出会った時の【メアリー・マグダレン】は、それぞれの花がアプリコットから白に変わっていく時で、
このバラ独特の味を楽しませてくれました。

【メアリーマグダレン】花色がアプリコットから白に変化していく。

【メアリーマグダレン】花色がアプリコットから白に変化していく。

デビッド・オースチン作出のイングリッシュローズ。
開花が進むとボタン・アイが現れます。花芯が赤くなる「レッドアイ」が出ることも。

【メアリーマグダレン】開花が進むとボタンアイが

【メアリーマグダレン】開花が進むとボタンアイが

【メアリー マグダレン】はイングリッシュ・ローズ(ER)特有のミルラ香をもつ強香品種でもあります。このバラ欲しいなぁ~

バラ【メアリー マグダレン】とは?

【和 名】メアリー マグダレン
【英 名】Mary Magdalene
【系 統】Sシュラブ ERイングリッシュローズ
【花の大きさ】中輪 (花径8cm)
【花の色】アプリコット~白
【花の形】ロゼット咲き 数輪の房咲き
【香 り】強香(ミルラ香)
【咲き方】四季咲き
【樹 形】ブッシュ 木立性
【樹 高】1.0m
【作出国】イギリス(デビッド・オースチン)
【作出者】Herbert C. Swim
【交配親】実生 × 実生
【作出年】1998年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】がっしり育つ。どちらかと言えば花壇に向く。




【メアリー マグダレン】園芸家の評判は?

独特の花弁が美しくファンの多い品種。あまり樹勢が強い品種ではないので鉢栽培に向く。

まるで絹のような繊細な花弁と花姿。中心にのぞかせるボタンアイ。香りや色など、こんなバラが存在するんだ~と衝撃を与えらえたバラです。

イングリッシュローズの中でも特に好きという愛好家が多い『メアリー マグダレン』
花の咲き初めから、刻々とその表情を変えて楽しませてくれる薔薇。
「定点カメラ」になってじっとその様子を見ていたい...
そんな気持ちにさせてくれる メアリー マグダレンです。

バラ‘メアリー・マグダレン’は、イギリスのデビッド・オースチンによって1998年に作出された。デビッド・オースチン社のあるシュロップシャー州、アルブライトンのセント・メアリー・マグダレン教会にちなんで名づけられたという。
メアリー・マグダレンはフランス語ではマリー・マドレーヌとなり、パリのマドレーヌ寺院は彼女を祀っている。焼き菓子のマドレーヌもこの名前に由来する。

植物fan.Taichi

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。