有名人の名を背負うバラ

2018GWのバラ園

今年は例年よりバラの開花が早いですね~。地元のバラ園も、このGWには見ごろを迎えてにぎわっているようです。

偉人や歴史上の人物を拝借して命名されたバラは沢山ありますが、ロザリアンなら誰でも、そうでなくても園芸好きなら大抵は知っている人気の薔薇が、この2品種
◎ピエール・ドゥ・ロンサール◎グラハムトーマス
…まさに双璧、ではないでしょうか。

…ところで、この人たち、誰?

片やフランスの詩人、片やイギリスのライター。命名された人物の姿を知るとますますそのバラに興味が沸きませんか?

今日はピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard)に触れてみようと。2006年に《バラの殿堂》入りしている超有名なバラですね。

左は2017年の大阪・中之島バラ園の入り口を飾っていたピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsardの画像。

1987年 フランス メイアンMeilland作出のモダンローズ(CLクライミング) 香りは微香。

 

 

 

 

 

 

ピエール・ドゥ・ロンサールって誰?


ピエール・ド・ロンサール(1524-1585)
今から500年ほど前の、フランスの詩人…というとありきたりですが、フランスのルネサンス期に大活躍したフランス宮廷詩人で、今でも「詩人たちの君主」「詩の王子」「薔薇の詩人」などと呼ばれている大詩人!…と言われると、どんな詩を書いていたのか?となかなか興味深い\(^_^ )

どんな詩を書いたのか?例えばこんな…

(壺齋散人訳)千のなでしこ Si mille oeillets:ピエール・ド・ロンサールのソネット

「恋愛集」Les Amours 1552 所収。冒頭の部分…

千のなでしこ 千のユリを抱きしめよう
両腕をしっかりとからませながら
蔓のツルが木の枝を抱きしめるよりもっと強く………

千という数字はフランス人好みの数字表現で、おびただしいというイメージを定着させるときによく使われるそうです。

亡き母が愛した楽曲「千の風になって」を思い出しました。この曲の「千」がまさにこの詩の世界から来ていると思いました。幾千もの、といわずに「千」と語るのが美しいなぁ。この詩の場合は、とびきりの愛、胸いっぱいの愛ってことですね。バラの名前から日本の名曲へと思いがけず思いが及びました。調べることで新たな感慨が生まれるもんですね。

薔薇の詩なら…

「カッサンドルへのオード(頌歌)
薔薇になぞらえて若さや美の儚さをうたったものなんだそうですが、なんだか老いたらもうクシャクシャでどうしようもない、みたいな表現に聞こえますね。アンチエイジングの今の世ではちょっと歌いにくい、と思いますね笑

こうして知ると、めちゃめちゃ育てたくなりますが、拙宅ではこれ以上無理…笑

植物男子TaiChi

 
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