日本の“ミスターブルーローズ”小林森治氏渾身の作出【思い出】この和バラが欲しい!

Last Updated on 2024年2月10日 by Taichi

小林氏の晩年の名作

小林氏作出の和バラ【思い出】

小林氏作出の和バラ【思い出】

小林森治(こばやしもりじ)1932年~2006年没

栃木県佐野市出身の日本のアマチュア園芸家(バラ育種家)。純粋な交配のみでの青いバラの作出に挑み、複数の青いバラの品種を世に送り出した。本業は、電気技師。
Wikipedia

最強のアマチュア育種家。
こういう人生を送った方の”執着心”を、
見習いたいもんです。

さてこのバラ【思い出】は
小林氏が亡くなった年の作出。

【思い出】という名のこのバラは、
或る種小林氏の作出の集大成的な品種ともいえるのではないでしょうか。

淡い紫色(藤色)の大輪・剣弁高芯咲きの花。
全体に淡い色調ですが中心に向かって少し藤色が協調されてるのが奥ゆかしく美しい!

素晴らしいバラです。




バラ【思い出】とは?

【和 名】思い出
【英 名】Omoide
【系 統】HTハイブリッドティー
【花の大きさ】大輪 (花径12cm)
【花の色】薄めの藤色
【花の形】剣弁高芯咲き
【香 り】微香
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 半直立性
【樹 高】1.5m
【作出国】日本
【作出者】小林森治
【交配親】不明
【作出年】2006年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】花壇にも鉢植えにも向く。




小林氏作出の和バラ【思い出】

和バラ【思い出】@北山緑化植物園

【思い出】園芸家の評判は?

花付き、花持ちもよく、強健で栽培も容易です。

「青龍」よりブルーも色合いも薄いと言われて、
購入を迷っていましたが、今年思い切って今年購入した「思いで」。
花が咲いて驚きました。青龍より色が濃くて青が強いと感じました。
私の私的な感想ですが、思い出の方が青薔薇らしいです。

紫色ですが、シャトーミルティーユよりは青いです。

若いころに園芸の本で見た「グレイパール」という薄紫色の見事なバラの写真が、小林さんを青いバラ作出の夢に駆り立てたとご本人がおっしゃっていました。

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。