Last Updated on 2023年10月22日 by Taichi
もっと人気が出てもいいハズ!コチレドン【ティンカーベル】
プリッとした葉っぱに、タコさんウインナーのような釣鐘型の薄いピンクの花。丈夫で育てやすいし、もっと人気が出てもいいはずなのになぁ。
コチレドン【ティンカーベル】とは
【学 名】Cotyledon cv.’Tykerbell’
【科・属】ベンケイソウ科コチレドン属
【原産地】南アフリカ、アラビア半島
【開花期】秋~初冬
【特徴・草姿・草丈】
強くて育てやすい多肉植物。市販のポッド苗の状態では直径8〜12センチだが育つと幹が木質化、直径30センチ程度のしっかりとした茶色い幹になる。
大きくなった時の草姿は、同じベンケイソウ科のカネノナルキのイメージか…。
ティンカーベルはコチレドン属にしては葉がやや薄め。強いて言えば同じコチレドン属のゴルビュー(花簪)と似た葉の形と肉厚。青味がかった淡い色合いが爽やかで美しい!花は名前のティンカーベル(ピーターパンに出てくる妖精)の通り、ベルのような紅色の可愛い花を咲かせる。コチドレンならではの花姿。蕾から花が咲くまで結構ジラされるそうだ。
今日は朝からいい
お天気です。多肉かごにミニ多肉??
寒くなっても花を付けて
楽しませてくれる
ティンカーベルが可愛い
です???❣️ #多肉植物 pic.twitter.com/vljQdfDRJv— KUSABANA (@KUSABANA5) November 20, 2018
コチレドン【ティンカーベル】の育て方
置き場所・環境
風通しと日当たりのよい場所を好むので真夏以外は日当たりのよいところで育てる。日陰ではうまく育たない。半日陰でも育ちますが、真夏以外は日に当てたほうが元気な株に育つ。日光量が足りないと、葉と葉の間(節間)が伸び徒長してしまう。屋内でも日の差すような場所で生育させる。
かなり耐寒性があるが耐寒温度は5度くらいまでと考えた方が安全。5度以下の気温が続く時期は屋内に取り込んで霜に当たらない場所で管理。多少の霜に当たっても大丈夫だが、当てないほうがきれいに仕上がる。
水やり
春・秋は、土が乾いたらたっぷり。冬と真夏は月に1、2度くらいで控えめに。特に7~8月は真夏の休眠期なので控えめに…夕方の涼しくなる時間帯に水やりを。冬は暖かい日の昼間に。量は土の表面が湿る程度で、5日以上、土が濡れている状態にならないように。
肥料
肥料はまぁまぁ好きなようだ。春秋の成長期に施肥すると効果アリ。
その他管理方法
切り戻し・剪定
葉が黄色くなり、伸びてだらしなくなったら刈り込みを。
?新芽が出てきてたくさんの芽が出てくる。
(11月以降花が咲くまでの寒い時期の刈り込みはNG。避けること)
植え替え
適期は4~5月。
関連記事
GWは多肉植物を植え替え❗️コチレドン【ティンカーベル】
増やし方
増やすのは挿し芽で。簡単に増やせる。適期は5〜6月か10月。盛夏期は無理。
4~5㎝くらいに切って挿すと20日くらいで発根、定植。
挿し芽(挿し木)の挿し方比較
2週間たって比較すると、
水挿しにしたものが2本とも成功。乾いた土に挿したものが1本だけ。濡れた土に挿したのはNG。ちょっと意外な結果でした。
コチレドン【ティンカーベル】の開花
※購入したポッド苗をよく見ると、小さな花芽が!
後には、こんなふうに開花してくれました。タコさんウインナーのようなカワイイ花。
うまく育ちますよう…
植物fan.TaiChi
コチレドン【ティンカーベル】の通販
※同じコチレドン属で、似て非なる【コチレドン ペンデンス】