Last Updated on 2024年4月28日 by Taichi
ダーシー・バッセルはロンドン出身のバレエダンサー
彩りも香りも惚れ惚れするER(イングリッシュローズ)
【ダーシー・バッセル】
「ダーシー・バッセル」は
英国のバレリーナの名前です。
ロイヤル・バレエ団の主役を務め、大英勲章を受章するなど評価が高いバレリーナにちなんで名付けられたバラなのです。
バレリーナ「ダーシー・バッセル」について
◎Darcey Bussell, 1969年4月27日~
◎イギリス・ロンドン出身のバレエダンサー。
◎13歳でロイヤル・バレエ学校に入学。
◎1986年、ローザンヌ国際バレエコンクールで入賞。
◎1987年、サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団(現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)へ入団。
◎1989年にプリンシパルに昇格。その当時で最も若いバレリーナであった。
◎1997年にオーストラリア人銀行家と結婚。娘が2人いる。『眠れる森の美女』のオーロラ役、
『白鳥の湖』のオデットとオディール役、
『くるみ割り人形』のシュガープラムの妖精役、
『マノン』のマノン役、
『ジゼル』のジゼル役
…などが当たり役です。
Sylvia – Act III solo (Darcey Bussell, The Royal Ballet)
2007年6月8日、マクミラン振付の『大地の歌』(音楽グスタフ・マーラー)の舞台で引退。
この舞台はロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで上演され、BBCで生放送されました。
紅バラ【ダーシーバッセル】とは
【和 名】ダーシー・バッセル【英 名】Darcey Bussell
【系 統】ER イングリッシュローズ S シュラブ
【花の大きさ】中輪 (花径8cm)
【花の色】赤 クリムソンレッド~モーブ
深みのあるクリムゾン色の花は、散る直前にフジ色に染まります。
【花の形】ロゼット咲き 八重/多弁
【香 り】中香 (フルーツ ダマスク)
心地よいフルーティーな香り
【咲き方】 四季咲き 返り咲き
【樹 形】シュラブ状 横張り性だがまとまりは良い
【樹 高】1.3m
花径はそんなに大きくはないが次々とツボミが上がって咲かせ続けます。小柄でよく茂るので、ボーダーの手前やフォーマルなバラの花壇に向いていて、大きめの鉢に植えても見応えがします。
【病害虫】
Austin 社のイングリッシュローズの中でも、最も耐病性の優れている品種の一つとされています。
【作出国】イギリス
【作出者】David Austin
【交配親】実生 × 実生
【作出年】2005年
【ダーシー・バッセル】園芸家の評判は?
コンパクトで鉢植えにも適して、四季咲きもよく、いつも深紅のカップ咲きの花をつけている。フルーティーな香りもまずまず。赤なのに黒点には強い。
花殻摘みをするとどんどん咲いてくれる赤系ER「ダーシー・バッセル」
カップ咲き好きの人もロゼット咲きが好きな人も楽しめると思います。
コンパクトで、鉢植えにすると年5,6回咲きます。気温によって色が変わり、1番花は朱赤で咲きその後濃いピンクに退色します。秋の花は赤黒く、季節によって花色が変わります。
育て方のポイント
シュラブ系統のバラは、3年目までは同じ枝によく花をつけるが、4年目になると花数が減るので、冬季の間に4年目の枝を切り取り、新しくシュートが発生するように促します。冬季の休眠期に入ったら土を替えて元肥を施しておきましょう。
David Austinサイトよりコメント
赤いバラの交配は至難の業ですが、この‘ダーシー・バッセル’の誕生にはとても満足しています。今までに交配した赤いバラの中で、もっとも病気になりにくいベストな品種のひとつと言えるでしょう。
花はそんなに大きくありませんが、次から次へと咲き続けます。咲き初めは外側の花びらが完ぺきな輪を描き、開いていくにつれて美しいロゼット咲きになります。
信じられないことに廃番になってしまったらしいのですが…
このバラ欲しいなぁ~
植物fan.TaiChi