Last Updated on 2022年4月24日 by Taichi
5月。路傍の小さな花が、美しい
散歩道にぽつぽつと咲いていた、薄紫の小花。
葉っぱが細くて小さいから、とても奥ゆかしく見える。
【マツバウンラン】だそうです。
【マツバウンラン】とは
マツバウンラン(松葉海蘭、学名: Nuttallanthus canadensis)は、ゴマノハグサ科(オオバコ科)の一年草または二年草。葉の形が松葉、花がウンラン (Linaria japonica) に似ていることからこの名がついた。Wikipedia
学 名 Nuttallanthus canadensis
英 名 Canada toadflax, oldfield toadflax
和 名 マツバウンラン(松葉海蘭)
分 類 ゴマノハグサ科 ウンラン属開
原産地 北アメリカ原産
花 期 4~5月
高 さ 20-60cm
花 径 約1cm
特 徴 越年草。帰化植物。先端につける紫色の花が海蘭(ウンラン)に似て、葉が「松葉」のように細いことから『マツバウンラン』の名がついたとされる。日本国内では本州、四国及び九州に帰化し、日当りの良い場所に生える。
帰化植物は、単に国外から入った植物の意味ではなく、人為的な手段で持ち込まれた植物のうちで、野外で勝手に生育するようになったもののことである。 意図的に持ち込まれたものも、そうでない(非意図的な)ものも含まれる。Wikipedia
園芸家たちの見た【マツバウンラン】
1941年に京都市伏見区で最初に確認されたらしい。北アメリカ原産の帰化植物。とはいえ私は1990年以後に、初めて大阪中之島のバラ園の付近で見つけて感動したのを記憶している。
マツバウンランは 場所によっては大きな群れをなすことがあります
以前見かけたのには 土手いっぱいにこの花が群れて咲いていました
それはもう 雑草と言うよりは花壇になったようでした
静岡市でも、ここ数年の内に急速に勢力の拡大が見られ、群生箇所が増えてきました。生育期間が11月から5月にかけてで、草刈り時期を逃れる事と、農家の方も可愛らしい風情を好み、残しておく事が多いのが原因のようです。
植物Fan.TaiChi
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