シクラメン改革?新たなワインレッド&ホワイトの美しさを醸し出す【ジックス】の育て方チェック

Last Updated on 2023年12月24日 by Taichi

街角で出会った、衝撃の美しさ

シクラメン"ジックス"

シクラメン”ジックス”

2度見してしまいましたね~、この花の姿。

シクラメン"ジックス"の葉

シクラメン”ジックス”の葉

葉っぱをみると、これは間違いなくシクラメン。

花も、よくよく見るとシクラメンらしく俯いて咲いているのだけど、
花弁が普通のシクラメンのように反り返っていないんですよね~

…なので、この花の裏側のガク(萼)と花弁が描く紅白の彩が、独特の花姿に見えてと~ってもオシャレなのですね。

ジャパンフラワーセレクション2019-2020 受賞

このシクラメンは、”ジックス”という品種なのだそう。

“ジックス”は一般的なシクラメンと異なり、花弁が反転せず傘状に開花する(傘咲き)F1ミニシクラメン。
大型品種ではワーリーギグなどが流通していますが、ミニシクラメンでこのタイプはジックスが初めてとなります。
葉数が多く花上りにとても優れていて株一面に花が咲きます。装飾的なガクが花弁をしっかり押さえているため花もちがとてもよく、花弁が落ちることがあまりありません。そして、ガクと花弁との色のコントラストが非常に美しいです。

当然園芸界でもこの美しさは高く評価されているようで
ジャパンフラワーセレクション2019-2020 を受賞されたそうです。

分 類:サクラソウ科シクラメン属
学 名:Cyclamen persicum
サクラソウ科シクラメン属の耐寒性宿根草
草 丈 10~20cm
開花期 10~3月
作出国 オランダ
※スーパーコンパクトやスーパーベラノなどの品種で有名なスクーネベルド(Schoneveld)社の品種です。
日 照 日向向き





シクラメン"ジックス"の葉

シクラメン”ジックス”の葉

シクラメン”ジックス”の育て方

環境

ジックスは、アウトドア、インドアのどちらでも楽しめます。
インドア・室内なら冬場はできる限り涼しい場所(5℃~15℃ぐらい)におきましょう。レースのカーテン越しに光が入る窓辺が理想的です。

シクラメンの葉はマイナス2度までなら観賞価値を保ちますが、多雨などによる過湿には注意が必要で、かつシクラメンの花は霜を嫌いますので、戸外では凍結しない南側の軒下など、激しい雨や風から避けられる場所を選びましょう。

用土

市販の草花用の培養土で育ちますが、シクラメンは水はけの良い環境を好むので、通常の培養土に1割程度赤玉土を混ぜ込み、根腐れ防止用に少量の軽酸白土を混ぜ込んだ土を使うと生育がよくなります。

水やり

土の表面が白く乾いてきたら、水を与えてください。また、極端に水切れすると株が痛みますので注意してください。

肥料

年明けに葉色が薄くなり、花が小さく咲くようでしたら、薄めの液肥を必要に応じて与えてください。

植え付け・植え替え

8月下旬~9月上旬、気温が下がってきたら植え替えます。球根についている土を全て落とし、根も半分くらい切ります。 一回り大きな鉢を用意し球根が半分~1/3ほど地表に出ている状態にして植えつけます。

剪定・切り戻し

咲き終わってしまった花や古くなって枯れてしまった葉は、定期的に取り除いてください。

病害虫

萎凋病(いちょうびょう)・灰色カビ病・軟腐病などの病気に注意。通気が悪い、水やりのしすぎなどが原因です。
害虫はアブラムシなどに注意。

シクラメン”ジックス”園芸家の評判は?

苦手だったシクラメン育てを今シーズンも楽しんでいます。
珍しい種類だと高嶺の花だったシクラメンですが、生産者さんのお陰で買いやすくなりましたね。

他のシクラメンと違って上から見る方が断然
可愛いシクラメンです。
あのカウボーイハットのおじさんが
ユーチューブで、シクラメンは葉の数だけ花が
咲くので、葉が多いものを選ぶのがいいと
確か言ってたなあと思い出して、なるべく
葉の数が多いものを選んできました。

モスポッドに植えたシクラメン・ジックス。
冬に向かうから大丈夫かと思っていたのですが
やはり乾きが早すぎて……
植え替えるとすぐにシャキーンとして、大きく
なった気がします。
かわいいな、かわいいな。

植物Fan.TaiChi

シクラメン”ジックス”の通販

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。