躍らせてつきあう【ハボタン】育て方チェック

Last Updated on 2021年12月30日 by Taichi

昔から、ハボタン(葉牡丹)というものは、寒くて飾るものが赤い実くらいしかないお正月の【リリーフエース】みたいなもんで、役目が終わると処分するものと決めていたのだが…考え方を変えた。踊りハボタンが面白い!

踊りハボタン(踊り葉牡丹)

踊りハボタン(踊り葉牡丹)

 

ハボタン(葉牡丹)とは

【学 名】Brassica oleracea var. acephala
【科・属】アブラナ科アブラナ属
【原産地】西ヨーロッパ
【開花期】春

植物学上は地中海沿岸に自生しているBrassica oleracea(ブラッシカ・オレラケア)の変種。勿論、ボタン(牡丹)とは関係ない。キャベツの兄弟である。

思うにこの植物、葉牡丹というネーミングで結構救われてるのかも。
私はキャベツ大好きだが、《花キャベツ》といわれてもピンとこないし、
《アブラナ》と一線を画したネーミングもまた良かったのではないか?

江戸時代には《ボタンナ(牡丹菜)》と呼ばれていたそうだ。ボタンナ、っていいな~

ハボタン(葉牡丹)の育て方

置き場所・環境

基本は日向。真夏の直射日光に対しては、ウチでは葉牡丹が一番強かった!
酸性の土を嫌う?植付け・植え替え時には、苦土石灰を。

水やり

基本は乾かし気味。小苗の時期はしっかり。

肥料

秋以降、肥料を施すと葉牡丹の葉の色づきが悪くなるので注意。10月中旬には施肥終了。

増やし方

タネまき:7~8月の1年で1番暑い時期にタネをまく。お盆までにはタネまきを済ませる。
挿し芽:花茎を切った後に出てきた芽を切って挿す。真夏と真冬は避ける。

病害虫

アブラナ科だけに、アブラムシ・アオムシはガンガン来る!2月からオルトランで予防を。

その他管理方法?躍らせるには?

とう立ち、開花たハボタン

4月にとう立ち、開花たハボタン

お正月に葉牡丹を購入していたら、そのまま水やりして育てる。4月に花が咲いたら、花茎を元から切り戻す。そこから新たに芽が出てくる。切り口が雨で傷まないよう(軒下に置くなどして)注意。4~5月か、10~11月に植え付け・植え替え。

葉牡丹は移植を嫌うので、寄せ植えなど、根を十分丁寧に扱うこと。

 

うまく育ちますよう…
植物fan.Taichi

過去記事:【葉牡丹の育て方 秋】寄せ植えに…

葉牡丹の寄せ植え

【葉牡丹の育て方 秋】寄せ植えに…

2018.10.27

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。