いつ見ても花が咲いている気がする?ベゴニア”センパフローレンス”の育て方チェック

Last Updated on 2023年10月5日 by Taichi

よく咲くが、冬には滅法弱い

学名は「常に開花している」の意味である。 ウィキペディア

ベゴニア"センパフローレンス"

ベゴニア”センパフローレンス”

街中のいろんな場所で頻繫に見かける、大変馴染みのある草花、ベゴニア”センパフローレンス”
ショッピングモールや公園などの植栽ではレギュラーメンバーといっていいこの草花。
温度さえあれば周年開花し、小さな可愛い花を季節を問わずに次々と咲かせます。

一方で耐寒温度は3℃程度で耐寒性が低く戸外での冬越しはとっても難しい…
霜に当たると葉が枯れてしまいます。鉢植えの場合は冬期は室内で管理しましょう。

ベゴニア”センパフローレンス”とは

学 名:Begonia semperflorens
和 名:シキザキベゴニア
英 名:bedding begonia , wax begonia , wax plant
科・属:シュウカイドウ科シュウカイドウ属
原産地:ブラジル
草 丈:20~60㎝
開花期:5月~ 11月末頃
花の大きさ:2~4㎝
耐寒性:✕ 3℃程度まで
耐暑性:〇
耐陰性:△
特徴・草姿・花言葉
シュウカイドウ科の多年草。1つの株に形が異なる雄花と雌花が別々に咲く‘雌雄異花同株’で、先に雄花が咲きます。通常は雄花は八重咲きで一重咲きのものが雌花です。
肉厚でツヤがある葉は日向では硬く半日陰では柔らかくなります。緑葉のほかに銅葉の品種もよく見られます。





ベゴニア【センパフローレンス】

ベゴニア【センパフローレンス】

ベゴニア”センパフローレンス”の品種・バリエーションは?

花色も葉の色も豊富で、一重咲きの他、八重咲品種もあり人気があります。

ベゴニア”センパフローレンス”の育て方

環境

株は枝分かれして自然にこんもり育ちます。日向では花つきがよくなり、日陰では葉がきれいです。半日陰はその中間ぐらいになります。日当たりが悪くなるにしたがって葉が大きくなる傾向があります。こぼれダネで増えるほか、葉が枯れるものの屋外で冬越しします
日当たりが良く、風通しの良い場所が適しています。
八重咲き品種は、直射日光で葉焼けを起こしやすい性質なので、午後からの西日が遮られる半日蔭の方が望ましいです。

用土

通気性が良く肥沃な培養土を好みます。

水やり

ベゴニアは肉厚な葉をもち保水力があります。多肉植物的な扱いをイメージして水をやりすぎないように。
水をやりすぎると腐って枯れてしまいます。

肥料

開花時期が長いので、春~秋にかけて緩効性化成肥料を1ヶ月に1回程度与えます。
肥料をある程度しっかり与えた方が花付きが良いです。

植え付け・植え替え

植え付けの適期は3月下旬以降です。

病害虫

梅雨の時期は灰色かび病、春・秋にはうどんこ病に注意。特に湿度が高い時は水やり時に葉にかからないようにしましょう。うどんこ病が多発する時には、肥料を控えてみるのも手です。
春・秋にはアブラムシの発生にも注意。

増やし方

ベゴニア”センパフローレンス”は挿し木での増やすのが一般的です。
適期は4月下旬~6月中旬或いは9月下旬~10月上旬。
花が咲いた茎は葉芽がつきませんので、花が咲いていない茎を挿し穂にします。

ベゴニア”センパフローレンス”を種から育てるなら蒔き時は4~6月が適期。約2週間で発芽しますが温度が低いと発芽率がとても悪くなるので、適温(25℃前後)になってから蒔きましょう。早蒔きする場合は種を蒔く前の2~3週間、室内の暖かい場所にタネを置いてから蒔くと発芽率が上がります。




ベゴニア"センパフローレンス"

ベゴニア”センパフローレンス”

ベゴニア”センパフローレンス”園芸家の評判は?

毎年スリット鉢に植えて掛け花として栽培しています
猛暑の真夏はちょっと花付きが悪いですが、初秋から再び咲き始めます
こぼれ種からも芽を出し、ポット苗から育てるのも楽しみです

冬は家に入れるとカビが生えるので、外の軒下に置いてました
霜が当たった上の方は溶けて枯れ枯れになってもそのままにしておきました
今年の冬は寒さが厳しくて駄目かと思ったけど
よく見たら下の方から緑色の新芽がいっぱい出てる!!

庭には毎年こぼれ種から花が咲きます。
その上、昨年の暖冬で路地の苗が軽々と越冬し、通路の脇で咲いていた株も今年は大株になりました。

植物Fan.TaiChi

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。