「雨ユリ」が癒してくれる!【タマスダレ】の育て方チェック

9月の庭の愉しみは…

本日の気温21℃~29℃

温暖化の影響で9月の雨も豪雨が増え、ガーデニングの手法も年々変わっている気がします。
そんな令和の9月。雨上がりが楽しみ!と思えるのは、この白い花のおかげです。

レインリリー

和名【タマスダレ】、
学名【ゼフィランサス】ですが
個人的に一番しっくりくるのはこの別名、

【レインリリー】

9月の雨ユリ。

乾燥と高温の後に雨が降って球根が潤うと花茎をのばして開花する性質があるため、レインリリーと呼ばれる
Wikipedia

普段この花を見かけるのは、育ちにくそうな塀のヘリ、アスファルトの裂け目など、
「ど根性な場所」「ワイルドな場所」が多い。
ど根性なタイプでいうと、《ヒメツルソバ》と双璧なのではと思う。

タマスダレ

わざと生育しにくい場所を選んで咲いているかのように見えているのは、私だけではあるまい…
タマスダレ特有の咲き場所=こんなところに生えてる!って感じがこの花に、独特のキャラクターを与えているようにも思います。

この美しくも自虐的な白い花に、その訳を聞いてみたい…

タマスダレ  別名レインリリー

タマスダレ 別名レインリリー

植え替え時期は春分の頃だが、根つきはそんなに良くない印象で、
いったん植え付けたらそうそう植え替えはしない方がいいと思う。特に露地植えは…

タマスダレ(ゼフィランサス)とは

学 名:Zephyranthes candida
※タマスダレは、ゼフィランサス(Zephyranthes)属の1種。
和 名:タマスダレ
英 名:Fairy lily
別 名:レインリリー
科・属:ヒガンバナ科ゼフィランサス属
原産地:中南米、西半球の温暖地
草 丈:10~30cm
開花期:6月~9月 ※拙宅では9~10月
花の大きさ:花径30~50mm
耐寒性:強い
耐暑性:強い
耐陰性:△

特徴・草姿:
多年草の球根植物。温暖な地域で生育し、乾燥の後に雨が降って球根が潤うと花茎を伸ばし開花します。
大変丈夫な球根植物で繁殖力が強いゆえに、野生化してしまうほどです。
球根植物なので基本的には乾燥地を好みますが、雨きっかけで花を咲かせるので注意して植えて下さい。
タマスダレは耐寒性が強く防寒をする必要はありません。
タマスダレ

タマスダレ(ゼフィランサス)の育て方

環境

日当たりのよい場所を好みますので日当たりもしくは明るい半日陰で育てます。

用土

水はけのよい土壌を好むので、粘土質の土壌であれば腐葉土やバーク堆肥などの有機質を加えて改良します。

植え付け・植え替え

植え付けの適期は3月中旬~4月下旬です。
庭に植えつける場合はよく土を耕します。固くしまった土には腐葉土やバーク堆肥を混ぜます。
庭植えであれば3~5cm間隔で植え密植にします。覆土は5cmくらいします。鉢植えであれば、5号鉢に7球程度、球根の上部が土に隠れる程度に浅く植えつけます。

一度植えつけると毎年世話要らずで花を咲かせてくれ、よく分球して大株に育ち4~5年は植えっぱなしにできますが、あまり長くそのままにしておくと球根が混み合いすぎて花が咲きにくくなります。
落葉しないので、掘り上げるタイミングを逸することが多いですが、葉をつけたまま株分けの要領で球根を分け、植え直します。その時に、大きくなった球根のみよく切れるナイフなどで球根を割ってそれぞれ植え付けます。

水やり

鉢植えは土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。葉が枯れ始めたら休眠期に入るので水やりを中止して下さい。カラカラになる土壌を嫌うので、夏に雨の降らない日が続くときは、庭植えであっても水やりをします。特に生育期は水切れに注意しましょう。

肥料

元肥として緩効性肥料を用土に混ぜます。あとは年に1回、開花が終わる10月頃に肥料を株の周囲に施します。



ゼフィランサスのバリエーション

ゼフィランサスは種類が豊富で、
「タマスダレ」の名前で親しまれているゼフィランサス・カンディダ〔Z. candida〕以外にも

ロセア〔Z. rosea〕

ピンクの品種。グアテマラ、西インド諸島に分布します。半耐寒性

サフランモドキ(Z. grandiflora)

ピンク色の、古くからある品種です。半耐寒性
※タマスダレと違って増殖力は強くありません。

キトリナ〔Z. citrina〕

ギアナなどに分布する増殖力が旺盛な品種。
鮮やかな黄色い花が特長。

植物ファンTaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。