超・丈夫なつる性植物の【ヘデラ】を自宅の小さな庭で育てるには?とにかくマメな切り戻し!

Last Updated on 2022年10月10日 by Taichi

【緑の壁】にありがちな【ヘデラ】

仕事にて久々の東京、表参道。秋風が強い…
私はここに来ると必ず【緑の壁】で和む。
↓↓↓↓↓

この【緑の壁】で【ヘデラ】が相変わらず渋い色で活躍中!である。
秋風になびきながらこのまま平然と冬を越すのだろう…

【ヘデラ】は、園芸品種が数百にも及ぶバラエティ豊かな植物。キヅタ、セイヨウキヅタにオカメヅタ…特にセイヨウキヅタには、白や黄色の覆輪・中斑・散り斑・掃け込み斑・縞斑など美しい斑入り品種が数多くあり楽しめます。

我が家の【ヘデラ】

我が家の小さな【ナチュラルガーデン】でも、ヘデラは欠かせない存在です。

真冬でも、この通り。頼れる常緑!
いつの間にかそこかしこに枝葉を伸ばして映り込んでます。

ミセバヤの下にも…

【ヘデラ】とは

学 名:Hedera
※Hederaはラテン語の「haerere(しがみつく)」やギリシア語の「hedra(座る、葉が密生する)」が語源。
和 名:キヅタ(木蔦)
英 名:Ivy,English ivy,Common ivy
別 名:アイビー
科・属:ウコギ科キヅタ属
原産地:北アフリカ、ヨーロッパ、アジア
草 丈:10m以上
※放っておくと枝先に根をつけて延々と伸び続ける…
開花期:9~12月
※私は、ヘデラの花を見たことがないです…
耐寒性:◎
耐暑性:◎
耐陰性:◎

ヘデラの活用法

ウチでは複数の品種のヘデラを植え付けてます。
その使い方は3通りです。

1.狭い庭のコンクリート壁に這わせる→勝手によじ登っていく。

塀をよじ登っていく【ヘデラ】

塀をよじ登っていく【ヘデラ】

塀の高さを越えたらマメに切り戻しが必要です。

冬は、一緒に生え広がっているナツヅタが落葉して、こんな感じに…

冬はナツヅタが落葉してヘデラだけが残る

2.バランスを見て、バラとあわせて大鉢に入れる。

2重鉢にして、内側の鉢には極小のバラ【ミサキローズ】を植え付けて、
外側にヘデラを植え付けますと、こんな風に…
↓↓↓↓

バラが落葉していてもヘデラで寂しくない

3.地面に放置



放置は言い過ぎですが…伸びてきた枝葉を地面に挿しておくと、壁であろうと地面であろうと勝手に伸びまくり増えまくってくれます。なかなかこちらの思うようにはならないですが(;^_^A。

ヘデラの中でも強すぎる?【オカメヅタ】

宮崎駿作品【借りぐらしのアリエッティ】でおなじみのヘデラ【オカメヅタ】は、葉のサイズが大きい上に、特に良くツルを伸ばす。

下手をすると【オカメヅタの家】になる勢いです。
オカメヅタに関しては増えすぎて御しきれなくなった場所があって
そこは根こそぎ【退場】してもらいました。

以上、我が庭のヘデラ。

ナツヅタよりはマシですが、侮るとロクな事はないです。
マメに手入れをして、上手くつきあいたい!

植物fan.TaiChi

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。