育てやすさNo1!【ヤブラン】の育て方チェック

9月に咲く小花が地味にカワイイ

非常に丈夫な草花で、9月には街の至る所でカワイイ小花を咲かせているにも関わらず、
注目度がとても低い。テレビ番組の中継で出てくるなんて皆無!

ヤブラン 9月に薄紫の小花を咲かせる

ヤブラン 9月に薄紫の小花を咲かせる

広い敷地のグランドカバーとして使われたり、シンボルツリーの根締めや、花壇の前方の縁取りで使われたり、
兎に角「スーパーサブ」「保険植物」の筆頭格が、このヤブランという植物です。

我が家ではヤマボウシの株元、半日陰の植栽で冬場も葉姿を残してくれる「保険植物」として重要なポジションを占めています。

ギボウシ、アナベル、シュウメイギクの間に

ギボウシ、アナベル、シュウメイギクの間に

半日陰でも咲いてくれるギボウシ、アナベル、シュウメイギクの間にヤブランを植え付けてます。メンテナンスが少なくて済む、とっても貴重なゾーンです。

ヤブランとは

【学 名】Liriope muscari(L.platyphylla)
【和 名】ヤブラン(藪蘭)
【英 名】Big blue lilyturf
【別 名】リリオペ,サマームスカリ
※「ヤブラン」と名付けられてますがラン科の植物ではないです。藪に自生し、葉の形が蘭に似ているのでヤブラン(藪蘭)と名付けられたそうです。学名の【リリオペ】の名で呼ばれたり、同じキジカクシ科の【ムスカリ】と花姿が似ていることから【サマームスカリ】という別名もあります。

【科・属】キジカクシ科(クサスギカズラ科)ヤブラン属(リリオペ属)
【原産地】日本・中国(東アジア)
【開花期】8月~10月
【特徴・草姿・草丈】
ヤブランは常緑性の多年草で草丈は20~40cm。花の色は薄紫・藤色。白い花を咲かせる品種もあります。
耐寒性も耐暑性も強い。耐陰性もあって日陰でも育ちますがあまりに日陰だと葉姿がひょろっとしたり花数が減ったりすることもあります。

ヤブランの育て方

育てるに当たって留意することは、古葉切りが有効であることくらいですかね~。

置き場所・環境・用土

日当たり・風通しが良い場所が基本。夏場の直射はヤブランでも苦手で斑入り種は葉焼けしますので、半日陰に植えた方が葉の斑の美しさが保てます。
モミジやヤマボウシのような落葉樹の株元に植え付けると夏の直射が避けやすいです。
腐葉土のような有機質をしっかり含んだ土が適します。鉢植えなら赤玉土7:腐葉土3の基本パターンが吉。

水やり

鉢植えの場合は、乾いたらたっぷり💦。露地植えは基本的に不要。
夏場の乾きすぎには注意しましょう。

肥料

地植えの場合、堆肥や腐葉土をしっかり漉き込んでおけば肥料はそう必要としません。
鉢植えの場合は、春秋に緩効性肥料を株元に蒔けば良いです。

植え替え

真夏と真冬は避けます。春・秋ならいつでもOK。

剪定・切り戻し

3月~4月、5月に入ってからでもいいのですが、新葉が芽を出してきた(或いは出す前の)タイミングで
古くなって勢いのない古葉をバッサリ切ると、新しい葉が勢いよく伸びて育ちます。古くてくすんだ葉を残して全体の見栄えが悪くなるより蒸れも解消していいと思います。

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増やし方

順調に生育している株なら春・秋に株分けで増やすことができます。1株に10以上の芽がついていたら、5つ以上の葉芽を1株にして株分けすればよいと思います。葉芽が少なすぎるとうまく育ちません。
花後の黒い実から種蒔きしても育ちますが、斑入りのヤブランはあまり種がつきません。

病害虫

葉はナメクジにかじられますが病気にかかることは稀です。大変丈夫です。

暑さにも寒さにも病害虫にも強いヤブラン。初心者ガーデナーの一株目にもオススメです。

植物fan.Taichi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。