青いハイビスカスはオージープランツ!ブルーハイビスカス【アリオギネ】の育て方チェック!

Last Updated on 2023年5月12日 by Taichi

アリオギネ【ブルースター】

初夏に涼し気な淡い紅紫色(ライラック色)の花を咲かせるアリオギネ【ブルースター】

同時期に咲く【オルレア(オルラヤ)】との混植でした。

アリオギネ【ブルースター】

アリオギネ【ブルースター】

葉っぱは細く、花は全体に丸みを帯びてなかなかの存在感です。

オージープランツ【ブルーハイビスカス】の仲間たち

アリオギネはオーストラリア原産の半耐寒性落葉低木。乾燥地に育ち耐暑性が強く、強健で育てやすい品種です。

ブルーハイビスカス(アリオギネ)

ブルーハイビスカス(アリオギネ)

アリオギネをその花の形状から「ブルーハイビスカス」と呼んでいますが、
アリオギネはアオイ科アリオギネ属で、アオイ科ハイビスカス属のハイビスカスとは別種です。
ちなみにアリオギネ【ブルースター】は、ブルーハイビスカスとアリオギネの更なる交配種です。

「ブルーハイビスカス」と呼ばれるアリオギネ属のものは、
●葉が広いアリオギネ・ヒューゲリイ(Alyogyne huegelii)と
●細葉タイプのアリオギネ・ハケイフォリア(A. hakeifolia)があります。
【ブルースター】は、細葉タイプです。
※huegelii…19世紀の博物学者 Karl von Huegel への献名
※hakeiforia…「ハケアのような葉を持つ」の意味。
ハケア:オーストラリア原産のヤマモガシ科ハケア属の植物。

アリオギネ【ブルースター】

アリオギネ【ブルースター】




【アリオギネ】とは

学 名:Alyogyne
※Alyogyneの語源…ギリシャ語の
alytos(結合した、一つにまとまった)+gyne(雌しべ)。

和 名:アリオギネ ブルーハイビスカス
英 名:lilac hibiscus
別 名:ブルーハイビスカス
科・属:アオイ科アリオギネ属
原産地:オーストラリア(南部)
草 丈:1~2m
開花期:5月~10月
花の大きさ:花径約10cm
耐寒性:△
耐暑性:〇
耐陰性:△
特徴・草姿
半耐寒性常緑低木。一日花ですが、毎朝次々と咲き私たちの目を楽しませてくれます。

ブルーハイビスカス(アリオギネ)

ブルーハイビスカス(アリオギネ)

アリオギネの育て方

環境

日当たりと排水の良い肥沃な土壌を好みます。
半耐寒性常緑低木で、5度位までは耐えます。霜が降りる地域では鉢植えにして冬は室内に取り込んだほうがいいです。
アリオギネ【ブルースター】はアリオギネの中でも比較的丈夫な品種だそうです。

用土

●乾燥気味を好む。
●弱酸性を好む。
…といったことから
赤玉土6、鹿沼土3、腐葉土1の配合土がおすすめ。

水やり

過湿を嫌うが、水切れ・乾燥のしすぎに注意。
梅雨時の長雨には当てないよう注意。

肥料

春・秋に緩効性の化成肥料を。

植え付け・植え替え

適期は春4~5月。

害虫・病気対策

アブラムシ、ハマキムシ、カイガラムシなどに注意し、春と秋は薬剤などで防除してください。

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。