群を抜く耐暑性で不動の人気を誇るカラーリーフ【コリウス】の品種・育て方総チェック

Last Updated on 2023年8月20日 by Taichi

もっぱら葉を愛でる【コリウス】

【コリウス】

【コリウス】

ガーデナーにはすっかりおなじみの【コリウス】

【コリウス】

【コリウス】

東南アジア原産のシソ科の植物。金蘭紫蘇(キンランジソ)とか錦紫蘇(ニシキジソ)という和名があります。
シソと同類と言われると、丈夫そうでイメージしやすいですね。

コリウスという名前の語源ですが、

コリウス(コレウス)とは、ラテン語で「鞘」の意味で、花序が刀の鞘に似ていることによる。

ちょっとわかりにくいです(;^_^A




【コリウス】とは

学 名:Solenostemon(ソレノステモン)
和 名:金蘭紫蘇(キンランジソ)錦紫蘇(ニシキジソ)
英 名:Coleus
科・属:シソ科コリウス属
原産地:東南アジア(インドネシアのジャワ島)
草 丈:~50cm程度
開花期:6月~10月頃
花の大きさ:花は極小 花穂の長さは5~15㎝程度
耐寒性:✕
耐暑性:◎
耐陰性:△
特徴・草姿・花言葉
コリウスは非耐寒性で国内では1年草扱い。園芸品種のバリエーションが豊富で、緑・赤・黄色・オレンジ・複色など、葉色の違いを楽しめます。
開花時期は6月〜10月ごろ。穂状の花が開花しますが、コリウスは花よりも葉を楽しむ植物なので、花は咲かせない方が長期間楽しめます。

コリウスの花言葉は「かなわぬ恋」
コリウスの花が咲き始めると美しい葉色が薄くなり、花が摘み取られることから名付けられました。





コリウス

コリウス

【コリウス】の品種・バリエーションは?

葉の色・大きさの違いで数多くの園芸品種がありますが、近頃は園芸品種がますます増えて毎年のように新しい葉色のコリウスが発売されるので、どれが定番品種なのかわかりません(;^_^A

大きくは、コリウスは”種子系”と”栄養系”に分けられます。
“種子系”は古くからあるコリウスのことで、小ぶりです。
“栄養系”は品種改良を経てできた新たな園芸品種のコリウス。大型に育ちやすく花壇や鉢植えなどでも一際目を引く存在で近頃人気です。

【コリウス】の育て方

環境

日当たり・風通しのよい場所がよく育ちます。半日陰でも結構育ちます。
コリウスは耐暑性が非常に強い一方で、耐寒性がないので国内園芸的には一年草として扱われています。
冬越しさせたいなら寒くなる前(11月中旬頃)に日当たりのよい室内に取り込みます。

用土

有機質に富む水はけのよい土で育てましょう。
市販の草花用培養土でよく育ちます。
配合するなら赤玉土6:腐葉土3:牛ふん堆肥1の割合がオススメ。

水やり

水やりは基本通り”乾いたらタップリ”やります。

肥料

植え付け時に緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきましょう。
その後は春と秋に緩効性化成肥料を追肥すれば十分です。

植え付け・植え替え

植えつけの適期は5月中旬以降、気温が十分に上がってから行います。
20~25cmくらいの株間をあけて植えつけます。

剪定

花が咲きはじめる前の5月に、摘心(枝先を摘む)をして枝葉を伸ばすように育てるとよいでしょう。
成長期には2週間に1回程度の摘心でこんもりと仕立てます。

病害虫

ヨトウムシ、ナメクジ、ハダニヨトウムシ、ナメクジが葉を食害することがあります。
高温乾燥期にはハダニがつくことがあるので、葉水(葉裏への散水)をしましょう。

増やし方

コリウスは挿し木でふやせます。さし木の適期は6月です。
茎葉を数センチ(2節)くらいにカットして、葉を半分に切り取ります。
茎の切り口を30分ほど水につけてから、挿し木用の用土にさします。

【コリウス】園芸家の評判は?

コリウスは6月頃から11月頃まで私の家の玄関前を飾る大事な植物です。30㎝四方のプランターに1株植えて、花を咲かせないように摘芯しながら大きく育てます。

こんもりとさせるこつは、切り戻しを繰り返すことです。
わたしは、コリウスのちょっとくどくどしい葉色がどうも好きにはならず、育てなかったことがあったのですが、切り戻しをすると葉は小さくて可愛らしくなるし、くどくどしさも減るように思ってからは毎年育てています。

伸びてきたらバシバシ切って大丈夫!
暑さにも強いし育てやすい植物ですね

植物Fan.TaiChi

【コリウス】の通販

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。