名花【ピース】のピンク版があった…その名も【ピンク ピース】このバラが欲しい!

Last Updated on 2022年10月10日 by Taichi

【ピース】生みの親が晩年に作出したピンクバージョン

【ピンク ピース】@万博記念公園平和のバラ園

【ピンク ピース】@万博記念公園平和のバラ園

元祖・殿堂入り、20世紀の名花【ピース】の作出者フランシス・メイアン氏晩年の傑作です。
鮮やかで濃いピンクの色彩が最大の特徴で、丸弁のエレガントな花から強く華やかな香りが漂います。

【ピンク ピース】

【ピンク ピース】

大輪花の割には細い枝がかえって調和的に見えます。樹形は半横張り性。枝の発生がよく密生してバランスのとれた株になります。樹勢が強く、花付きもとても良いです。

花壇用品種として大変優れた性質を持っていますが、トゲが少なくまとまりのよい樹形になるので鉢植えにも適している品種です。

バラ【ピンク ピース】はこんな人にオススメ!

🌹強い香りと彩りを楽しみたい!
🌹ピンクのエレガントなバラが欲しい!
🌹ピースファミリーの歴史を味わいたい!

バラ【ピンク ピース】とは?

【和 名】ピンク ピース
【英 名】Pink Peace
【系 統】HTハイブリッドティー
【花の大きさ】大輪 (花径11~13cm)
【花の色】ピンク
【花の形】丸弁高芯咲き
【香 り】強香 ダマスクにティー香フルーツ香
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 半横張り・半直立性
【樹 高】1.3m
【作出国】フランス
【作出者】Francis Meilland
【交配親】( Peace × Monique ) × ( Peace × Mrs.John Laing )
【作出年】1958年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】花壇に向く。鉢植えにも向く。
【受賞歴】1959年にローマ国際コンクール金賞受賞、ジュネーブ国際コンクール金賞受賞




【ピンク ピース】

【ピンク ピース】

【ピンク ピース】園芸家の評判は?

香りのバラとして、また性質の強健さからも十傑の一つに数えられます。

香りのバラとして知られていて
フルーツ系の心地良いローズ香が
強く感じられ
私の人生を立て直していくように導きます。

庭中に漂う甘い香りが最大の特徴です。ダマスクとティー系を合わせた香りは、ピースとミセス・ジョン・レインから受け継いだものだそうです。

フランシス・メイアン作出の「ピース」ですが、本人が付けた名前は「マダム・アントワーヌ・メイアン」で、「ピース」という名は販売した会社「Conard-Pyle社」による命名の、いわゆる流通名です。しかし、「ピンク・ピース」は本人による命名ですので、ピースの名は結構気に入っていたのかもしれません。

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。