Last Updated on 2023年5月25日 by Taichi
独特の色と咲き方で人気のバラ
春に芽吹く若菜のイメージから【わかな】と名付けられたそうです。
この名前が、このバラの小ぶりなライムグリーンの花容とぴったり合っていると思います。
爽やかなライムグリーン&ナチュラルホワイトの覆輪が最高!のバラ。
ハイブリッドティー系で一茎に一輪咲かせるタイプ。フロリバンダの花束のような房咲きにならないのもポイント。
花もちが良い点も魅力で、切花にも最適です。
バラ界の”キムタク”が最初に作出した記念碑的な和バラ
このバラ【わかな】は、バラ界の”キムタク”木村卓功さんが
初めて世に送り出したバラ(2006年発表)
25歳の時に作出し、32歳で発表したバラなんだそうです。
インターネットによるバラの流通・販売が盛んになりだした頃だったので
育種家自身が自分のバラをプロデュースし、巷のロザリアンたちと直接繋がることができるようになり
大手バラ園に相手にされなかった『わかな』をネット販売すると、飛ぶように売れたそうです。
時代の寵児・木村卓功さんの活躍が今後も楽しみです。
バラ【わかな】はこんな人にオススメ!
🌹薄いグリーン系の花が欲しい!
🌹小ぶりなバラを庭で楽しみたい!
🌹バラを切り花で楽しみたい!
バラ【わかな】とは?
【和 名】 わかな
【英 名】Wakana
【系 統】HTハイブリッドティー
【花の大きさ】小中輪 (花径8cm)
【花の色】ライムグリーン
【花の形】抱え咲き、ロゼット咲き
【香 り】微香 ティー香
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 直立性
【樹 高】1.2~1.5m
※樹高がやや高め、ガーデンなら半ばから後方に。
【作出国】日本
【作出者】木村卓功
【交配親】Tineke x Princesse de Monaco
【作出年】2006年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】花壇にも鉢植えにも向く。切り花にも向く。
【わかな】園芸家の評判は?
ワカナは肥料や消毒など、手をかけてあげるとさらに魅力を増すバラです。肥料、育てる環境により、咲き始めから最後まで濃いグリーンのロゼット咲きになることもあれば、最初から白ベースの花になることもあります。
多少日当たりに不安がある植栽場所なんですが、とっても丈夫に育ってます。ガーデン風景の中でも存在感を発揮出来ていて、多くの方々がこのバラの前で足を止めてふと魅入ってます。
肥料を少なめにした方が グリーンが美しく出るそうなので
キッチリ守らせてもらったよ♪
「わかな」は開花がゆっくりなので、ご覧の写真でわかるように、雨で花びらが傷みやすいので注意が必要です。
長雨の時期は軒下に入れようと思っていたのに、すっかり忘れて花を汚してしまいました。
ただし、日当たりの悪い軒下ではダメでしたので、こちらも注意が必要。
植物Fan.TaiChi
バラ【わかな】の通販
関連記事:ライムグリーンが素敵すぎるバラ【クリーミーエデン】の育て方チェック!