初代”バラの殿堂入り”【ピース】戦禍をくぐり抜けた平和の象徴!このバラが欲しい!

Last Updated on 2023年12月23日 by Taichi

戦渦をくぐり抜けて世界中に届いたバラが、大きく美しい花を咲かせた。

…そんな逸話と共に1945年の終戦直後に命名された
ハイブリッドティーローズ【ピース】
まさに【平和の花】、大事にしたいもんです。

歴史的名花【ピース】

歴史的名花【ピース】

フレンチローズ【ピース】とは

バラの品種改良の歴史の中で、非常に評価の高い、また影響力の大きい品種である。
wikipedia

殿堂入りのバラ【ピース】

殿堂入りのバラ【ピース】@生田緑地ばら苑

和名 ピース
英名 Peace
別名:「マダム・アントワーヌ・メイアン Madame A. Meilland」
系統 HT ハイブリッドティーローズ
作出年 1935年 ※ピースと命名されたのは終戦の時。
作出国 フランス/メイアン社
作出者  フランシス・メイアン(Francis Meilland)

花の大きさ: 巨大輪(12~15cm)
花の色:黄色の花弁、ピンクの覆輪
咲き方: 四季咲き 一輪咲き 半剣弁高芯咲き
樹形はブッシュ樹形(横張り)1.2mくらい
香り: 微香

1976年イギリスのオックスフォードで開催された世界バラ会議で初代の「殿堂入りのバラ」に選ばれた…
このバラがもつストーリーと、性質のよさからくる交配親としての格などがその理由なのなでしょうね。

21世紀の今も、バラ園に行くと大抵ピースにお目にかかれ、その巨大輪の花は他の追従を許さない迫力を持ってますね。

京都植物園 バラ園での【ピース】見事に咲き誇ってます。

5月の京都植物園でお目にかかった、大御所感がハンパない【ピース】

京都植物園 バラ園での【ピース】

京都植物園 バラ園での【ピース】

ピースは、咲き始めは剣弁咲きの黄色のバラで、開花が進むと柔らかなクリーム色になり、花びらのふちに甘いピンクがのります。この色合いの変化が美しく素晴らしいです。

【ピース】の花色の変化がわかりやすい

【ピース】の花色の変化がわかりやすい

ピースの大きな花のインパクトと、透明感のある色彩は簡単に真似できるものではないと思います。

名花ピース@京都植物園

名花ピース@京都植物園

それにしても、やっぱり噂通りの樹勢!やっぱり【ピース】は広めの場所で映えますね、
やっぱウチでは無理かな?でも欲しいな~

【ピース】@新宿御苑

【ピース】@新宿御苑

秋も【ピース】の存在感がスゴイ

平和のバラ【ピース】@茨木

平和のバラ【ピース】@若園公園(大阪・茨木) バラ園

11月のバラ園で花数は少なかったけど、秋バラでも十分な存在感。

10月の中之島公園では、かなりピンクがかった色合いのピースに出会いました。

中之島公園 バラ園での【ピース】

中之島公園 バラ園での【ピース】

【ピース】は秋の方が小ぶりで寧ろ発色がよくて好き、というロザリアンも多いそうです。

10月の【ピース】@万博記念公園平和のバラ園

10月の【ピース】@万博記念公園平和のバラ園



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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。