いかついトゲの枝にカワイイ花をたくさんつける【ハナキリン】の育て方総チェック!

Last Updated on 2023年9月28日 by Taichi

猛烈なトゲの【ハナキリン】

赤と黄色の丸くてちっちゃくてカワイイ花。

【ハナキリン】

【ハナキリン】

そして…この猛烈なトゲが、このハナキリンの持ち味。茎の太さは1cmほどです。

【ハナキリン】

【ハナキリン】

ハナキリンはマダガスカル原産の多肉植物でユーフォルビアの仲間。
和名の【ハナキリン=花麒麟】は、この植物がサボテンの木麒麟(モクキリン)に姿が似ていて、一年中花を咲かせるからだそうです。

茎は太くて乾燥に強く、花も葉っぱも主に茎の先端につきます。
花びらに見えるのは花弁ではなくて「苞(ほう)」と呼ばれるものです。

【ハナキリン】とは

学 名:Euphorbia milii
和 名:ハナキリン
英 名:Crown of thorns
別 名:キスミークイック
科・属:トウダイグサ科トウダイグサ(ユーフォルビア)属
原産地:マダガスカル
草 丈:0.2m-2m
開花期:6〜10月
花の大きさ:1cm前後
耐寒性:△ 5℃くらいまでは耐える
耐暑性:〇 
耐陰性:△ 真夏以外は日に良くあてる
特徴・草姿・花言葉
棘がたくさんありますが、サボテンではありません。棘のある茎にへら状の葉をつけ、茎の先に赤や白の花をつけます。
花言葉は、突き出した唇のような花の形から「早くキスして」です。




【ハナキリン】の育て方

環境

日光と乾燥を好みます。四季咲き性なので冬の時期も暖かくしておくと一年中花を付けることもあります。

用土

通常の赤玉土と腐葉土を6:4に混ぜたものに川砂を2割ほど混ぜるといいです。市販の培養土を使うなら、軽石の小粒を2割ほど混ぜて通気性を高めた方がいいです。

水やり

春~秋は鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えます。夏でも生育しますので水やりしますが、根腐れしないよう早朝または夕方に水やりしましょう。冬は休眠しますので水やりは控えめにし、用土が乾ききってから水やりします。

肥料

成長期に数回(例えば4月6月9月10月に1回ずつ)緩効性化成肥料を与えます。

植え付け・植え替え

ハナキリンの植え替え時期は、5月~6月頃が適期です。
2~3年に1度は植え替えましょう。

剪定

ずんずんと上に伸びていきますが、伸びすぎたら花後などに摘芯するとそこから分岐して多数の脇枝を出します。
茎を切った時に乳白色の樹液が出ますが、かぶれやすいので注意。水で洗うなどしましょう。

病害虫

アブラムシ・カイガラムシ・ハダニに注意

増やし方

剪定の時に切り取った茎を赤玉土などに挿すと芽や根が出てきます。

【ハナキリン】園芸家の評判は?

赤花の1鉢が、居間の出窓で年中休みなく咲き続けています。

育てて30年以上たちます。
丈夫な植物です。
いろいろな植物を育ててきましたが
家庭園芸では丈夫なのが一番です。

あまりに背が高くなってしまったので
半分まで切り戻ししました。
その枝を挿し木しましたよ。

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。