Last Updated on 2022年8月14日 by Taichi
読んで字の如く【棘がないハナキリン】
![【トゲナシハナキリン】](https://botanist99.net/wp-content/uploads/2022/07/wp-16582739944758431246712892916517-scaled.jpg)
【トゲナシハナキリン】
多肉植物《ハナキリン》のトゲなしバージョンとでもいうべき?
丸くて赤いカワイイ花(のように見える苞(ほう))を、トゲなしでたのしめます。その名も、そのまんま【トゲナシハナキリン】
【トゲナシハナキリン】とは
学 名:Euphorbia geroldii
和 名:トゲナシハナキリン
英 名:Gerold’s spurge Thoenless, Crown of thorns
科・属:トウダイグサ科トウダイグサ属
原産地:マダガスカル島
草 丈:~150cm
開花期:春~秋
花の大きさ:3cm
耐寒性:△✕
耐暑性:〇
耐陰性:△
特徴・草姿・花言葉
トゲナシハナキリンはトウダイグサ科の常緑多年草。ハナキリンとは同じユーフォルビアの仲間ですが同属別種で全く違う植物で、トゲが無くて茎はツルツルしてます。ハナキリンよりは枝先につける花の数が少なくて、ハナキリンが4輪の花をつけるのにたいして、トゲナシハナキリンは2輪です。
【トゲナシハナキリン】の育て方
環境
日光を好み、真夏の直射日光にも負けません。
用土
市販の園芸土、或いは通常の配合(赤玉土7:腐葉土3)で大丈夫です。
水やり
通常の【乾いたらたっぷり】の水やり推奨。ハナキリンはいわゆる多肉植物として乾燥に強い性質を持っていますが、【トゲナシハナキリン】はハナキリンほど乾燥に強くありません。
肥料
植え付け時と、生育期の春~秋に緩効性の化成肥料を与えるとよいです。気温が20度以上の季節は開花し続けるので、開花時期は肥料を与えます。
植え付け・植え替え
適期は4~5月です。
剪定
適期の剪定にはよく耐えます。枝先を剪定すると、脇芽が出て花数も増えます。適期は4~6月。回復するまで1~2ヶ月かかります。
増やし方
挿し木で増やすことができます。
枝を切ると切り口から乳白色の乳液が流れてきますので水で洗い流し、切り口を乾かしてから挿します。切り口が大きいほど発根しにくいです。
【トゲナシハナキリン】園芸家の評判は?
(沖縄では)民家の庭先や道沿いの花壇などでよく見かける小さな赤い花
群れをなして咲いています
花は普通の花キリンみたいだけど、茎は全然違います。
杢キリンに似た感じの普通の枝です。
同じハナキリンという名が付いているのに
トゲのあるなしでは育て方が大違いです。トゲのある方は、水やりもほとんどせずサボテンのように育てています。
今日紹介しますトゲなしのハナキリンは普通の鉢植えの植物のように
扱わなければ育ちません。
植物Fan.TaiChi