超・育てやすい多肉植物セダム【虹の玉】育て方チェック 置き場所は?冬越しは?

Last Updated on 2023年10月28日 by Taichi

ツヤツヤ・ツブツブがカワイイ【虹の玉】

多肉植物セダム【虹の玉】は、ツブツブの葉っぱが可愛くて大人気の多肉植物。
玉葉(Sedum stahlii)と乙女心(Sedum pachyphyllum)の交雑種(こうざっしゅ)です。

多肉植物セダム【虹の玉】

多肉植物セダム【虹の玉】

このツブツブの葉っぱは紅葉します。紅葉した姿はホントに艶もあって美しい!です。

真冬はマイナス2℃くらいまでの耐寒性があり、夏の暑さにも割と強い植物で、暖かい地域なら1年中屋外に置いたままでも育てられます。



多肉植物セダム【虹の玉】とは

学 名:Sedum rubrotinctum
和 名:虹の玉
英 名:Stonecrop,Pork and beans
科・属:ベンケイソウ科セダム属
原産地:メキシコ
草 丈:3~15cm程度
開花期:6~9月
生育型:春秋型
耐寒性:〇
耐暑性:△
耐陰性:△
花の色:黄色
※花はセダムならではの星の形をした黄色の花。




セダム【虹の玉】の育て方

環境

何より大事なのは日当たりと風通しです。セダム【虹の玉】特有のツヤツヤとした紅葉が見たければ日光がしっかり当たる所で管理しましょう。
ただし、真夏の直射日光は、【虹の玉】の葉を焦がしてしまうことが往々にしてありますので遮光するか半日陰に避難しましょう。

風通しも大事です。蒸れは大敵で、根腐れの原因になったり枯れたり病気になったりするので、風通しがよいところで育ててください。

多少の降雨は大丈夫ですが、軒下で管理した方が蒸れの心配がなくて育てやすいです。

耐寒性も結構あって、冬は-2℃くらいまで耐えます。
この冬、屋内と屋外で育てて2月中旬に比較しましたら、以下の画像のとおりの育ち具合となりました。

セダム【虹の玉】屋内にとりこんだ

セダム【虹の玉】真冬も屋外放置

セダム【虹の玉】真冬も屋外放置

上の画像を見ると明らかなように、
セダム【虹の玉】は室内で管理すると徒長しやすいです。
冬場もできるだけ外で育てた方が葉の色づきがよく健康に育ちます。ただ、霜には当てないように。
地域によっては室内に取り込む必要もあるかと思います。

用土

セダム【虹の玉】を育てるための用土は「水はけ」がよいことがまず第一。
市販のサボテン・多肉植物用の培養土であれば問題ありません。
主原料として赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥、燻炭、木炭、パーライト、軽石(ひゅうが土)等を使っている用土で、水はけよく、或る程度の水保ちもある用土です。

水はけがよすぎて水保ちがあまりに悪い場合は、赤玉土を増量するか、バーミキュライトと加えるかの対策をしましょう。

水やり

多肉植物セダム【虹の玉】は「春秋型」なので
春・秋…乾いたらたっぷり水やりしましょう
真 夏…ほぼ水やりしない。株がしなって元気がなければ夕方の涼しい時間に水やりします。
真 冬…断水気味にします。2~3日の晴天続きの時にさっと水やりする程度で十分です。

肥料

植え付け・植え替え時に緩効性の化成肥料を少量与えます。あまり肥料を必要としません、逆に多肥に気を付けましょう。

植え付け・植え替え

植え替えに適している時期は、春3~5月か秋9~10月です。【虹の玉】は結構根が張りやすいので、年1回程度の植え替えはリフレッシュに良いでしょう。

切り戻し・挿し木・葉挿し

セダム【虹の玉】は、成長すると下葉を落として徒長しがちです。春・秋の成長期に切り戻して、切った茎を挿し木にします。また、同時に切った茎から葉をもいで、土に置くと発根&発芽します。

植物fan.Taichi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。