Last Updated on 2022年8月22日 by Taichi
沖縄ではめちゃポピュラーな【サンタンカ】
カワイイ手毬花を咲かせる、サンタンカ。
中国の三丹(サンタン)地方が原産であることからサンタンカの呼び名がつきました。
日本では三段花と書いてサンダンカとも呼ばれることもあります。
サンタンカは丈夫でよく開花するので、熱帯地域では庭木として広く親しまれ、沖縄では生垣として使われてもいるようです。
サンタンカは花弁が丸い花ととがった花の品種がありますが、どちらも花弁は4枚です。
花色は最も一般的なのは赤色ですが、ほかにもオレンジ、赤、白、黄色などいろいろな色があります。種類によって、5号くらいの手ごろな大きさの鉢で楽しめるほか、1m近くになり10号鉢程度の鉢に植えると見ごたえのある株になる種類もあります。ちなみに花弁が5枚なのはペンタス(クササンタンカ)。同じアカネ科ですが、サンタンカとは別種です。
【サンタンカ】とは
学 名:Ixora chinensis,Ixora coccinea
和 名:サンタンカ
英 名:Chinese ixora
別 名:イクソラ、サンダンカ(三段花)
科・属:アカネ科サンタンカ属
原産地:中国南部・マレーシア
草 丈:0.3~1m
開花期:5月~10月(品種による)
花の大きさ:2cm程度
耐寒性:✕
耐暑性:〇
耐陰性:△
特徴・草姿・花言葉
常緑低木ですが耐寒性が低いです。
花言葉は「張り切る」「喜び」
【サンタンカ】の品種・バリエーションは?
サンタンカ・キネンシス(Ixora chinensis)
中国南部、マレー半島原産でさまざまな園芸品種がある。新しく伸びた枝が充実すると花をつけるので、開花は断続的になる。サンタンカ・コッキネア(Ixora coccinea)
インド原産の矮性種で、多くの園芸品種がある。次から次へと花が咲いて四季咲き性が強く、刈り込んで生け垣などにも適する。別名ベニバナサンタンカ/ベニデマリ
‘スーパー・キング’(Ixora‘Super King’)
花つきがよい。赤い花が美しい園芸品種。【サンタンカ】の育て方
環境
日当たりのよい場所を好みますが、やや乾燥を嫌います。真夏は半日陰、冬越しは室内の明るい場所を推奨。
用土
酸性土壌を好みます。水はけと水もちのよい土に。赤玉土小粒6:腐葉土3:バーミキュライト1の混合土を推奨。
水やり
鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。やや乾燥を嫌うことに留意。
肥料
春~秋に、2ヶ月1回、緩効性肥料を置き肥します。
植え付け・植え替え
1~2年に1回、春ごろに植え替えてください。
剪定
丸花のキネンシスは、春先に花を楽しんだ後すぐに切ると、秋にもう一度花を楽しめます。
コッキネアとその園芸品種は、よく分枝して花つきもよいので、適宜剪定を行うことができます。
病害虫
アブラムシ・カイガラムシの発生に注意。
増やし方
挿し木で増やせます。適期は5~9月です。
【サンタンカ】園芸家の評判は?
沖縄には、古くから入っており、江戸時代に、琉球から江戸に持ち込まれた。
沖縄と九州の一部では、野生化している。
沖縄では、3大名花(デイゴ、オオゴチョウ、サンダンカ)の一つ。
赤いサンタンカが、咲き乱れている光景をよく見かけます。見ているだけで、元気になれるサンタンカです
関東では、
耐寒性に欠ける植物なので
植えられても花を付けることが微妙なところ・・・
しかし昨今の温暖化で、
温室以外でも十分に花を付けている姿を見かけるように^^;
(沖縄)おじいちゃん家の生垣にサンダンカの花が一杯咲いています。
植物Fan.TaiChi