咲かせたい白い小花【ドウダンツツジ】育て方チェック

Last Updated on 2022年2月26日 by Taichi

どちらかといえば圧倒的に「紅葉」ですが

ドウダンツツジは秋に素晴らしい紅葉を見せてくれることでお馴染みですが、ゴールデンウイーク前後で咲かせる白い小花たちも、めっちゃめちゃ可愛いです😆加えて、日本原産ならではの育てやすさ‼️

自宅でいつかは育てたい!と思いながらスペースがなくてもう何年も経ちます😅

ドウダンツツジの白い小花。

ドウダンツツジの白い小花。

真冬の姿も趣深い

ドウダンツツジは真冬、枝先に赤い小さな芽をつけて過ごしますが
それがマッチ棒の群れのような独特の姿で趣深いです。

1月のドウダンツツジ

1月のドウダンツツジ

1月のドウダンツツジ

1月のドウダンツツジ

マッチ棒のような姿が愛らしい

【ドウダンツツジ】とは

【学 名】Enkianthus perulatus
【和 名】ドウダンツツジ(灯台躑躅)

「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの。
Wikipedia

【英 名】Japanese enkianthus
【別 名】カメコツツジ、トウダイツツジ
【科・属】ツツジ科ドウダンツツジ属
【原産地】日本(本州・四国・九州)、台湾
【開花期】4月中旬~5月上旬

【特徴・草姿・草丈】
落葉広葉樹だが低木で、成長しても3メートル程。
白い釣り鐘のような花は美しく、また菱形の葉が紅葉する様も素晴らしいので新緑~花期~紅葉と、見頃が多い。
ツツジ科の特徴として、根が浅いので乾燥に弱い。

ドウダンツツジの育て方

置き場所・環境・用土

鉢植え、庭植えともに、日当たり推奨。日陰では花つきが悪くなるだけでなく、紅葉の色も冴えません。
日当り・排水良好・肥沃で軽い砂質土壌がお気に入り。

鉢植えは、用土の乾燥を防ぐため、夏の間は西日の当たらない半日陰で管理します。
酸性土壌を好み、かつ根が浅いです。地表近くにたくさんの細い根を張ります。庭植えは、ピートモス(酸度未調整)や腐葉土をすき込んで、水はけと水もちをよくしたり、藁や枯草を敷いて地表を乾かさないようにします。

水やり

乾いたらたっぷり💦。落葉後の休眠期は控えめに。
露地植えは基本的に不要。

肥料

花後に緩効性化成肥料や固形の油かすなどを施します。また、春の芽出し期に効果が表れるように、寒肥として2~3月の休眠期に同様の肥料を施します。

その他管理方法

植え付け・植え替え

鉢植えは2~3年ごとの植え替え推奨。適期は、新芽が伸び始める前の3~4月、または落葉期(厳寒期を除く)。根鉢を1/3程度くずし、一回り大きな鉢に、深植えにならないように植えつける。庭植えはピートモス(酸度未調整)と腐葉土をすき込んでから植えつけ。根を広げるように浅植えにし、株がぐらつくときには支柱を。

剪定

萌芽力があって刈り込みに耐える樹木ですが、刈り込みは5~6月中旬までにすますようにしましょう。花芽は今年伸びた枝の、充実した短枝の先に8月中旬くらいまでに作られるので折角できた花芽を切り落としてしまわぬよう✂️
梅雨明け以降の整枝は、樹形が秋の紅葉にも影響するので避け、紅葉が終わる11月中旬~12月に切り戻して、樹形を整えます。

増やし方

挿し木推奨。適期は、春伸びた枝がしっかりする6~7月。前年に伸びた枝を利用して、落葉期の2~3月に行うことも可能。

うまく育ちますよう…
植物fan.TaiChi

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。