ハナモモの害虫対策(アブラムシ)は『晴明』の頃に…怠ると悲惨なことに

Last Updated on 2023年4月8日 by Taichi

美しい花のあとには…

4月に入って二十四節気では『清明(せいめい)』を迎えました。
清明=清浄明潔(じょうじょうめいけつ)の略語で、清々しい青空のもとで草木が芽吹く頃。
さて我が家では、桜の時期にあわせてハナモモ(花桃)が見頃を迎えて、そろそろ葉っぱも目立ってきたかな~という時期です。

【ハナモモ】花も終わりに…

【ハナモモ】花も終わりに…

ハナモモは春の雪のような素晴らしい白花を咲かせてくれる一方で、花後の手入れを怠ると5月頃には葉っぱという葉っぱにアブラムシがびっしりつきます。生育適温が20度前後なので、夏には姿が減りますが秋には再び大量発生します。

アブラムシは背の高い植物に優先して寄生する習性をもってますので、我が家ではハナモモのポジションに集中してアブラムシが発生するのでしょうね。しかも、基本的に手が届かない所に。

葉っぱにアブラムシがつくたびに手で潰す、くらいで退治できればいいのですが発生する場所的にも、量的にも、とても追い付きません。

クスリの散布が欠かせない

現状では、花後葉っぱが顔を出す4月半ばと、暑さが落ち着いて来た9月頃にクスリの散布(オルトラン)をする事で予防しており、効果もしっかり出ています。

オルトランにも粒剤・水和剤・エアゾールタイプなど様々ありますが、
●粒剤(株元に散布)は背の高い樹木にはあまり効かない
●エアゾールタイプは広範囲には不向き

なので水和剤タイプを噴霧器に仕込んで散布します。勿論、使用上の注意を守って…
風が吹いていない、人気もないタイミングを見計らって。

同時期に、害虫に弱いタイプのバラにも散布します。
美しい花を楽しむ代償。最小限にしておきたいものです。

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。