Last Updated on 2023年6月4日 by Taichi
《ポンパドゥール夫人》て誰?《ポンパドゥールピンク》って、どんな色?
まずは、《ポンパドゥール夫人》から…
ポンパドゥール夫人(仏: Madame de Pompadour)ことポンパドゥール侯爵夫人ジャンヌ=アントワネット・ポワソン(仏: Jeanne-Antoinette Poisson, marquise de Pompadour, 1721年12月29日 – 1764年4月15日)は、ルイ15世の公妾。
公妾たるその立場を利用してフランスの政治に強く干渉し、七年戦争ではオーストリア・ロシアの2人の女帝と組んでプロイセン・イギリスと対抗した。
国王のおめかけさん、というのが公的に存在していたのにもビックリですが、そのポンパドゥール夫人が戦争のリーダーとして国を動かしていたというのもスゴい歴史的事実ですね。
そんな夫人が愛した色が、《ポンパドゥールピンク》
例えば、このティーカップの色…
当時、ポンパドール夫人が天性の芸術的センスで
フランス産の美しい磁器を造ろうと
王立窯として支援したのが《セーヴル窯》
今も国立セーヴル陶磁器製作所として存在します。
そこで夫人が好んで使った色がこの《ポンパドゥールピンク》というわけです。
バラ【ローズ ポンパドゥール】とは?

【ローズ ポンパドール】@万博記念公園平和のバラ園
【英 名】Rose Pompadour
【系 統】S シュラブ
【花の大きさ】大輪 (花径10~12cm)
【花の色】ラベンダーピンク(ポンパドゥールピンク)
【花の形】ディープカップ~ロゼット
【香 り】強香
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 横張り性
【樹 高】1.5m
【作出国】フランス(デルバール)
【作出者】Delbard
【交配親】不明
【作出年】2009年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】がっしり育つ。どちらかと言えば花壇に向く。
【受賞歴】2011年越後丘陵公園「第5回国際香りのばら新品種コンクール」銀賞。
艶やかなポンパドゥールピンクのカップ咲きから、開くにつれ淡いラベンダーピンクのロゼット咲きに変化する。特に魅力的な芳香品種のひとつ。淡い緑の枝葉は繊細に見えるが耐病性が強く良く茂る。四季咲きのショートクライマーとしてアーチやオベリスク仕立てにすると魅力を最大限に発揮する。強剪定にも耐えるので鉢植えでも楽しめる。名はロココ時代に侯爵夫人が好んだ「ポンパドゥールピンク」から。(デルバール社のサイトより引用)

【ローズ ポンパドール】@万博記念公園平和のバラ園
【ローズ ポンパドゥール】園芸家の評判は?
照り葉のしっかりとした葉は、うどんこ病にかかったことはありませんが、黒星病にはしょっちゅう罹患します。ただ、黒星がでても葉を落とさず蕾さえつける底力があります。
香りが抜群。フルーツ臭?らしいが、自分はあまり匂いの区別はつかない。出勤前と帰宅時に爽やかな香りを嗅ぐと幸せに包まれる。
やや横に広がりますがベランダでもOKな樹形ですよ。細めの枝なのに、夏場でもポツポツ花をつける強さがあります。バランスの取れているバラなので、初心者の方におすすめです。

【ローズ ポンパドール】@万博記念公園平和のバラ園
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