真夏、庭土が緑色に!これってカビ?それともコケ?植物を傷めずに除去する方法は?

Last Updated on 2025年8月16日 by Taichi

真夏の日差しが照りつけ、高温多湿な日が続くと、なぜか庭の土やコンクリートが緑色になってくる…そんな経験はありませんか?

我が家の外構が今、まさにそれ。

暑くなるほど広がっているように見える

謎の緑色 暑くなるほど広がっているように見える

コケも混ざってますが、コケにしては厚みがない塗ったような緑色… カビにも似ている。 そして、たまにニュルニュルしたものが混ざる。

一体これは何なのでしょうか。

この緑色の正体は、高確率で【藍藻(らんそう)】という微生物です。
特に、見た目がゼリー状やワカメのような形をしている場合は、「イシクラゲ」と呼ばれる陸生の藍藻であることが多いです。

庭土に生える【藍藻(らんそう)】

庭土に生える【藍藻(らんそう)】

藍藻(イシクラゲ)ってどんなもの?

藍藻は、植物や藻類と同じように光合成をして成長する微生物です。
太古の昔から地球に存在し、地球の大気に酸素をもたらした生物としても知られています。

* 高温多湿が大好き:真夏に増えるのはこのためです。
* 水分と栄養があればどこでも増える:水はけの悪い場所や、常に湿っている場所に特に繁殖します。
* 見た目の変化:水を含むと鮮やかな緑色のゼリー状になりますが、乾燥すると黒っぽくカサカサになります。
* 独特の匂い:生臭いような、薬品のような匂いがすることがあります。 藍藻が発生する原因と対策 藍藻は、見た目が悪いだけでなく、他の植物の生育を妨げる可能性もあります。根本的な原因と対策を理解して、庭をきれいに保ちましょう。

庭土に生える【藍藻(らんそう)】エアコン室外機前にも

庭土に生える【藍藻(らんそう)】エアコン室外機前にも

1. 発生する原因

* 水はけ・通気性の悪さ:土が粘土質であったり、固く踏み固められていたりすると、水が溜まりやすくなります。
* 過湿な環境:水やりが多すぎたり、日当たりや風通しが悪く湿気がこもりやすかったりする場所で発生します。
* 土壌の性質:鹿沼土など、保水性の高い用土は特に注意が必要です。

庭土に生える【藍藻(らんそう)】鉢土の表面にも

苔に混じる【藍藻(らんそう)】鉢土の表面にも




2. 今すぐできる対策

* 物理的な除去:範囲が狭い場合は、手で取り除くのが最も確実です。乾燥している時より、水を吸ってブヨブヨしている時の方が剥がしやすいという声もあります。
* 薬剤の使用:イシクラゲ専用の駆除剤が市販されています。また、環境に配慮した「木酢液」を希釈して散布する方法も有効です。
* 重曹:重曹を水に溶かして散布するのも効果があるとされています。

【木酢液】の通販

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3. 根本的な土壌改良

* 水はけの改善:これが最も重要です。腐葉土や堆肥などを混ぜて土を柔らかくしたり、パーライトや軽石を混ぜて通気性を高めたりしましょう。
* 水やりの見直し:土の表面が乾いてから水やりをするように心がけ、過湿な状態を避けることが大切です。

藍藻に関するメモ?

【学 名】Cyanobacteria (シアノバクテリア)
【分 類】バクテリアの一種であり、藻類とは異なる原核生物に分類されます。以前は「藍藻」と呼ばれていましたが、現在はシアノバクテリアという呼び方が一般的です。
【別 名】藍色細菌、イシクラゲ、カワモズクなど。
【発生時期】特に梅雨から夏にかけての高温多湿な時期に発生しやすくなります。水やりが多い環境や、水たまりができやすい場所では一年を通して見られることもあります。
【光合成】植物と同じ「酸素発生型光合成」を行います。この光合成能力により、地球の酸素を作り出した最初の生物と考えられています。光合成を行う色素としてクロロフィルaを持ちますが、補助色素としてフィコシアニンやフィコエリトリンも持つため、藍色や緑色、赤色など多様な色に見えます。

葉緑体の起源:藍藻が真核生物に共生し、細胞内小器官である葉緑体になったと考えられています。同じ「酸素発生型光合成」を行います。この光合成能力により、地球の酸素を作り出した最初の生物と考えられています。

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。