Last Updated on 2023年5月30日 by Taichi
満開時はピンク色が株を覆いつくす
濃いピンクのカップ咲き。ピンク色のつるバラでは、ピエールドゥロンサールと双璧と言っていい人気のツルバラ。
人気のワケは、とにかく多花性でオンシーズンの春には株が中輪のカワイイ花で覆い尽くされるほどよく咲きます!
その後は新しく伸びた枝先に花を付けながら秋まで返り咲きが見られ、ピンクから淡いピンクに微妙に花色が変化します。返り咲きが多めながら伸長力が強く、大株に成長します。返り咲きがある分、枝の分岐も多いため広い場所での植栽に適します。枝はしなやかで誘引しやすく初心者も扱いやすいです。
花に鼻を近づけると、フルーティーな香りがします。
丸弁カップ咲きのかわいい花が絶え間なく、咲き続けます。高い位置から垂れさせるとランブラー状になります。
木立にもなります。ヨーロッパではフロリバンダに分類されることもあります。強健種で、低いフェンスからトレリス、アーチ、オベリスクなど、用途は多彩です。
バラ【アンジェラ】とは?
【和 名】 アンジェラ
【英 名】Angela
【系 統】クライミング (Cl)
【花の大きさ】中輪咲き (花径6cm)
【花の色】ピンク色
【花の形】丸弁カップ咲き
【香 り】微香
【咲き方】繰り返し咲き
【樹 形】つる性
【樹 高】5m
【作出国】ドイツ(コルデス)
【作出者】Reimer Kordes
【交配親】Yesterday × Peter Frankenfeld
【作出年】1984年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】低いフェンスからアーチまでさまざまに誘引できます。
【受賞歴】1982年ADR受賞
【アンジェラ】園芸家の評判は?
この品種は『繰り返し咲き つる性』品種です。
『繰り返し咲き』品種は、春以降にも開花が見られる『つる性』品種のうち、秋の返り咲きも十分期待できる品種として当園では定義しています。
四季咲き品種に比べ、つるバラ品種は日陰に強いのですが、やはりアンジェラも強いです。
家と家とのわずかな隙間などでは無理ですが、空間的な広さがあれば、たとえ日が差さない様な北向きでも生育可能です。
そんなに大きくないトゲが
ポツポツとあるだけなので、
私はあまり気にならないトゲです
植物Fan.TaiChi
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