Last Updated on 2025年8月17日 by Taichi

銅色のバラ【クッパーケニギン】
バラ【クッパーケニギン】は、その目を引く鮮やかな花色と優れた丈夫さで、多くのガーデナーに愛される品種です。今回は、その魅力と栽培のポイントについてご紹介します。
クッパーケニギンの魅力
魅惑の銅色
花びらは、その名の通り、光沢のある銅色からアプリコットオレンジへと変化する、奥深い色合いを見せます。その輝くような花色は、庭に植えるだけで特別な存在感を放ちます。
強健で育てやすい:病気に強く、丈夫で育てやすいのが大きな特徴です。特にうどんこ病や黒星病に強く、初心者の方でも安心して栽培を楽しめます。
耐候性に優れる
夏場の暑さや乾燥にも強く、花色が褪せにくい性質を持っています。過酷な環境下でも美しい花を咲かせ続けてくれます。
【クッパーケニギン】命名ウラ話
【クッパーケニギン】という名前は、ドイツ語で「銅の女王」を意味します。
これは、作出者であるコルデス社が、このバラの最大の特徴である、輝くような銅色と、バラの女王としての気品を兼ね備えた姿を表現したものです。
園芸ブロガーからの評判
【クッパーケニギン】は、その丈夫さと花持ちの良さから、多くの園芸ブロガーに絶賛されています。
「手間がかからず、次々と花を咲かせてくれる」
「いつ見ても花色が鮮やかで美しい」
といった声が多数寄せられており、特にその圧倒的な花数と、手入れのしやすさが評価されています。
信頼できるバラとして、ガーデニング経験者からも高い人気を誇る品種です。
【クッパーケニギン】はこんな方にオススメ
バラ栽培初心者の方:病気に強く、樹勢も旺盛なため、バラを初めて育てる方でも失敗が少なく、開花の喜びを十分に味わえます。
鮮やかな色合いを求めている方:夕焼けのような美しい銅色とオレンジのグラデーションは、庭のアクセントとして大きな魅力を発揮します。
メンテナンスを楽にしたい方:病害虫に強く、定期的な薬剤散布の手間が少ないため、忙しい方にも向いています。

バラ【クッパーケニギン】@鶴舞公園
バラ【クッパーケニギン】の基本情報
【和 名】:なし
【英 名】:Kupferkönigin
【系 統】:フロリバンダ
【花の大きさ】:中輪 (花径約8cm)
【花の色】:銅色
【花の形】:高芯剣弁咲き
【香 り】:微香
【咲き方】:四季咲き
【樹 形】:半直立性
【樹 高】:約1.5m
【ト ゲ】:多い
【作出国】:ドイツ
【作出者】:コルデス
【交配親】:未公表
【作出年】:1982年
【病害虫】:とても強い
【用 途】:庭植え、鉢植え
【受賞歴】:なし
バラ【クッパーケニギン】の育て方
置き場所:日当たりと風通しの良い場所を好みます。1日に5時間以上日が当たる場所が理想的です。
水やり:鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。地植えの場合、植え付け後は定期的に水やりをしますが、根付いてからは基本的に不要です。
肥料:芽出し期と開花期にバラ専用の肥料を与えます。
剪定:冬に全体の1/2〜1/3程度を切り戻す強剪定を行います。夏にも花後の剪定をすることで、次の開花を促します。
病害虫:病気に強い品種ですが、風通しを良くし、定期的に薬剤散布を行うことでより健康に育ちます。
【クッパーケニギン】は、その美しい姿と強靭な性質で、きっとあなたのガーデンを彩ってくれるでしょう。ぜひ、栽培に挑戦してみてください。
植物ファンTaichi
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