宝石のような瑠璃色の小花が素敵すぎる【ルリマツリモドキ】の育て方チェック!

Last Updated on 2023年5月19日 by Taichi

ぽつぽつと咲く小花だけど瑠璃色の存在感が抜群

ルリマツリモドキ(ケラトスティグマ)

ルリマツリモドキ(ケラトスティグマ)

街中を歩いていて たまたま視線がいった植栽に
この花があったんですが、
瑠璃色の小花が本当にキレイです。

この花の名前は【ルリマツリモドキ】というんですが
ルリマツリよりもこの【ルリマツリモドキ】の方が
花の色がより瑠璃色に近いと思います。

花が株全体に一斉に咲くわけではなく、
小さな花がポツリポツリと咲くのですが
それがまた情趣深くて素晴らしいです。

【ルリマツリモドキ】とは

学 名:Ceratostigma plumbaginoides
和 名:ルリマツリモドキ
別 名:(学名の)ケラトスティグマ
科・属:イソマツ科ルリマツリモドキ属(ケラトスティグマ属)
原産地:東~中央アジア(中国、ヒマラヤ)
草 丈:0.3~0.6m
開花期:8~11月
花の大きさ:1~2cm
耐寒性:○
耐暑性:○
耐陰性:△
特徴・草姿
熱帯性の花木、ルリマツリ(Pulumbago auriculata)と草姿が似ていることからルリマツリ”モドキ”というちょっと残念な名前が付いています。
ルリマツリモドキの仲間は、中国西部、ヒマラヤ、エチオピアに8種が分布する多年草(または低木)で、晩春から秋まで花が咲き続ける常緑性の小花木。
秋には紅葉が楽しめます。地下茎で増えてよく広がります。




【ルリマツリモドキ】の育て方

環境

ルリマツリモドキは日当たりの良い場所でも育ちますが、
直射日光があまり当たらない半日陰(明るい日陰)がオススメ。

用土

土質は特に選びませんが、水はけの良い用土で育てましょう。水保ちが良すぎると根腐れを起こします。
地植えにする場合も水はけの良い肥えた土が適していますので注意。

水やり

鉢植えの場合、春から秋の生育期に極端な水切れをさせると生長に影響するので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。真夏は特に土が乾きやすいので気を付けましょう。
冬は休眠状態になるので生育期に比べると乾かし気味に、水やりの回数は少なめにします。
地植えの場合は基本的に必要ありませんが、真夏にひどく乾くようなら水を与えます。

肥料

春(5月~6月)と冬(11月~12月)の年2回、肥料を施します。発酵油かすや緩効性化成肥料(ゆっくり効くタイプの化成肥料)がオススメ。

植え付け・植え替え

鉢植えの場合、根詰まりを起こすと生育に影響するので、1~2年に一度、鉢の中が根でいっぱいになってきたら植え替えを行います。根鉢を軽く崩して、一回り大きな鉢に新しい用土で植え替えます。

剪定

剪定の適期は2月~3月。冬に地上部が枯れるので、枯れ枝を剪定します。高さを低く抑えたい場合は全体に半分くらいの長さに切り詰めてワキから枝を出させます。

増やし方

挿し木で増やすことができます。適期は5月。
その年に伸びた新しい枝を10cmくらいに切って湿らせた赤玉土に挿します。

ルリマツリモドキ(ケラトスティグマ)

ルリマツリモドキ(ケラトスティグマ)

【ルリマツリモドキ】園芸家の評判は?

この庭に植えて、もう5,6年、落葉樹の木の下、半日陰にいます。そのせいか、毎年花の咲くのは8月も半ば過ぎから。冬は地上部は枯れてなくなりますが、春にはちゃんと顔を出します。背は高くはならず、横に広がり、伸びた先に花をつけます。

紙みたいな花弁がきれいな青色で、花色としてはルリマツリより好きかも…。

コバルトブルーのお花の美しさは他にあまり無く、春先や秋の紅葉の美しさもあってぜひお庭に植えて頂きたいものです。黄金葉の品種も流通していて、黄色と青の美しいコントラストが楽しまれています。

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植物fan.Taichi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。