Last Updated on 2023年4月23日 by Taichi
小さなヒマワリ?【サンビタリア】
紫陽花を愛でにいった多摩川台公園(東京)で見かけた
サンビタリアの花。
黄色い小花がびっしりと咲き誇って素晴らしい花の絨毯になってました。
美しい!
ひとつひとつの花は、ビタミンカラーのヒマワリを小さくしたような面持ち。
夏の清涼剤として庭の一角に植えたくなる草花ですね~
【サンビタリア】とは
学 名:Sanvitalia procumbens
和 名:ジャノメギク(蛇目菊)
英 名:Mexican creeping-zinnia(メキシカン・クリーピング・ジニア)
別 名:
科・属:キク科ジャノメギク属(サンビタリア属)
原産地:(グアテマラ メキシコ)
草 丈:高さ20cm~30cm
開花期:5~11月
花の大きさ:
耐寒性:✕
耐暑性:○
耐陰性:△
特徴・草姿
サンビタリアは非耐寒性の一年草(或いは多年草)です。横に広がるように伸び、黄色い小さなヒマワリのような花を咲かせます。成長が旺盛になるとやや節が長くなるので野草っぽい印象があります。在来種は草姿が乱れやすく花付きがややまばらですが、園芸品種は草姿のまとまりがよく花もたくさん咲きます。這う性質を活かして、ハンギングにも適しています。
節を短くした矮性種も出回ります。秋以降の花の最盛期には豪華な花の絨毯になります。暑さに強いですが、高温多湿には弱いので雨が多いと蒸れて枯れやすくなります。苗でも出回りますが移植に弱いため直まき栽培向きです
【サンビタリア】の品種
●スプライト
代表的な園芸品種。半八重咲き。
●アイリッシュ・アイ
花の中心部分が緑色になる
●アズテック・ゴールド
花付きの良い品種
サンビタリアは、以前はブロクンベンス種(S. procumbens )が主でしたが、最近は生育旺盛で、丈夫なスペキオサ種〔S. speciosa〕の園芸品種も出回ります。スペキオサは「人目をひく」という意味です。
●サンビーニ(S. speciosa ‘Sunbini’)
早くから出回っている品種で、節管が短くコンパクトな草姿です。花色は黄色です。
●スタービニ(S. speciosa ‘Starbini’)
これも黄色の花です。
●ミリオンサン(S. speciosa ‘Million Sun’)
最初はやや立ち性ですが、成長につれて株が横に広がって生きます。
【サンビタリア】の育て方
サンビタリアの栽培のポイントは「日当たり」「乾かし気味」「肥料控えめ」です。環境
サンビタリアは屋外の日の当たる場所で育てます。土は乾かし気味にします。
過湿に気をつければ丈夫で生長も早く育てやすい植物です。
長雨の時期、鉢植えはベランダなど雨の避けられる場所に移動します。
用土
サンビタリアは暑さには強いですが多湿には弱いです。水はけの良い土で育てましょう。
赤玉土(小粒~中粒)5:腐葉土3:川砂2など推奨。
地植えにする場合は水はけの良い場所を選びます。
水やり
サンビタリアは乾燥に強い一方、土がじめじめした状態では、根が腐って株がダメになってしまうことがあります。水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、過湿にならないように気をつけます。
肥料
肥料は控えめにします。花をたくさん咲かせるので、開花期はリン酸分の多く入った液肥を10日に1回程度与えます。
植え付け・植え替え
植え付けは、霜や凍結の心配がなくなる4月以降が適期です。横に広がるので複数株植え付ける場合は20~30cmの間隔を空けましょう。
剪定・切り戻し
株が蒸れると病気になりやすいので、梅雨入り前に茎を切り戻して風通しを良くします。
最盛期は次々と花を咲かせるので、枯れた花はこまめに摘み取り、株をキレイにしておきます。
増やし方
タネから増やすことができます。
春(4月下旬~5月)か秋(9月)がタネまきの適期です。
苗が大きくなってから植え付けても根付きにくいので、鉢や箱にまいて苗が小さいうちに根を傷めないように植え付けるか、花壇やコンテナに直接タネをまいて(直まき)間引きながら育てます。根が傷つくと根付きにくいことを考えると、直播きのほうが育てやすいです。
病害虫
アブラムシ・立ち枯れ病に注意。
【サンビタリア】園芸家の評判は?
1cmくらいの小さな黄色い花がたっくさん咲きます!!!
地面を這うように横に広がって行くのでグランドカバーとしてもオススメです
ビタミンカラーの黄色がぱっと明るくしてくれますね~
サンビタリア サンサンサン(キク科非耐寒性多年草)
黄色い花が元気になり
夏に強いサンビタリアは
小さなヒマワリのようにも見えます^^
夏じゅうよく咲いてくれます
匍匐性なので 吊鉢や花壇の縁どりなどに
花期が長いので秋の花壇にも重宝します。
そんなに黄色のお花を植えたいと思っていなかったのですが、
このところの猛暑で考えが変わりました。
猛暑にも耐えられ、手入れの楽な植物を選ぶようになっています。
お庭に出るのも大変な猛暑が続いているからです。
【サンビタリア】の通販
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