澄んだ青空のような花を咲かせる【ルリマツリ(プルンバゴ)】の育て方チェック

Last Updated on 2023年5月19日 by Taichi

ルリマツリは【瑠璃色のマツリカ】

【ルリマツリ】

【ルリマツリ】

瑠璃色のマツリカ→→→ルリマツリと名付けられたそうですが、はて瑠璃色とはどんな色かと調べますと、

瑠璃色は、紫みを帯びた濃い青。Wikipedia

…瑠璃色というには彩りが薄めで爽やかすぎると思いました。

【ルリマツリ】は熱帯花木

近頃、頓(とみ)に人気のルリマツリ。爽やかなスカイブルーが魅力的な、とっても丈夫で育てやすい熱帯花木。
学名のプルンバゴの名前で呼ばれることもあります。
早ければ初夏5月から晩秋まで、長期間にわたって次々と開花します。寒さにも強く、東京以西なら戸外でもしっかり冬越しします。

9月の【ルリマツリ】@なんばパークス

9月の【ルリマツリ】@なんばパークス

庭植え、露地植えにするとしっかりと大きく育ち見応えがありますが、ほかの植物を覆いつくしてしまうほど生育がおう盛ですのでスペースを考え、マメに切り戻しをしましょう。




【ルリマツリ(プルンバゴ)】とは

学 名:Plumbago auriculata
和 名:ルリマツリ(瑠璃茉莉)
※Plumbagoの語源はラテン語の「plumbum(鉛)」
この植物が鉛中毒の解毒に効くことからなのだそうです。
別 名:プルンバゴ,アオマツリ
科・属:イソマツ(磯松)科ルリマツリ属(プルンバゴ属)
原産地:南アフリカ
草 丈:0.5cm~1.5m
開花期:5月~10月
花の大きさ:2~3㎝
耐寒性:〇 暖地なら戸外で冬越しが可能
耐暑性:〇
耐陰性:△ 日があたりにくいと花付きが悪くなります。
特徴・草姿
何と言ってもルリマツリは爽やかな青い花が素晴らしい。条件があえば初夏から秋までじゃんじゃん咲かせてくれます。
花言葉:「いつも明るい」「ひそかな情熱」など。

【ルリマツリ】の育て方

環境

日当たり、風通しのいい場所で。南アフリカ原産、熱帯性の花木なので暑さには強いです。
蔓(つる)性なので、フェンスやオベリスクで仕立てます。

用土

水はけのよい用土を…標準仕様で大丈夫です。赤玉6:腐葉土4あるいは市販の園芸土。
用土にはそうこだわらなくてよいです。

水やり

基本は、乾いたらタップリ。夏場の乾燥には注意。露地植えはそう気にする必要なしです。

肥料

植え付け時にマグァンプなどの緩効性化成肥料を。開花期が長く次から次へと花を咲かせるので、10日~2週間に1度くらいの頻度で液肥を与えましょう。

植え付け・植え替え

植え付けの適期は、霜が降りる心配のなくなった5〜6月頃です。

剪定

花後、花柄摘み・切り戻しをマメに行うことで2番花以降の開花を促します。

増やし方

挿し木が簡単です。適期は5~6月です。6~7cm程度の長さの挿し穂を赤玉土に挿します。




【ルリマツリ】園芸家の評判は?

本来は低木類なのだが、わが家では冬には地上部が枯れ、バッサリ切り戻しておくと春にはまた新しい芽が出てくるので、宿根草というイメージ。
かなり通行人の目を惹くらしく、何度も「綺麗ですね」と言われる。

ビュンビュン伸びる枝を格子などにきちんと誘引していく手間

これを惜しんでいたら、綺麗な壁にはなりませんけどね。

家の外のフェンスから我が家の道路脇のフェンスから垂れるように仕立ててみました。ポット苗2株を地植えして,1年で(2つ合わせて)横幅2m近くまで成長しました。

【ルリマツリ】の通販

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。