優しく変貌する花容…”聖域”という名の和バラ【サンクチュアリ】このバラが欲しい!

Last Updated on 2022年9月6日 by Taichi

名育種家・寺西菊雄氏作出の和バラ

和バラ【サンクチュアリ】

和バラ【サンクチュアリ】

淡いクリーム色の花弁の縁にピンクのぼかし…包み込まれたくなるような優しい彩り。
高芯剣弁咲きの整形花から次第に中心部分が盛り上がるユニークな花形です。
数輪の房咲きで花弁数が多く、花つきも花持ちも良い。散り際まで美しいバラです。

和バラ【サンクチュアリ】

和バラ【サンクチュアリ】

作出者の寺西菊雄氏は兵庫県の伊丹ばら園で育種を始め、1960年に【天津乙女】を発表。
育てやすさも兼ね備えた黄色のエレガントなバラ【天津乙女】は世界で愛されるバラとなりました。
その後は切りバラで大ヒットした【マダムビオレ】波状弁咲きの【ニューウェーブ】などで新たな和バラの時代を築いてこられました。

バラ【サンクチュアリ】とは?

【和 名】サンクチュアリ
【英 名】Sanctuary
【系 統】HTハイブリッドティー
【花の大きさ】大輪 (花径12cm)
【花の色】クリームイエローにピンクのボカシが入る
【花の形】剣弁高芯咲き
【香 り】微香
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 半横張り性
【樹 高】1.0~1.2m
【作出国】日本
【作出者】寺西菊雄
【作出年】2007年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】花壇にも鉢植えにも向く。



【サンクチュアリ】

【サンクチュアリ】

【サンクチュアリ】園芸家の評判は?

このバラは 何故か緑が似合う
雑木林とか森とか
そんな所に咲く
誰も侵さない場所
放つ香りは どこまでも柔らかい
良いバラじゃないか!!

このバラの形って
ホント 見なくなったねぇ
HTの高芯剣弁咲き
美しい姿を庭で見れるのは
ほんのちょっとの間やもんねぇ

高芯剣弁咲きですが、次第に中心部分が盛り上がる、ロゼット咲きのような、
色もクリームのピンクのぼかしが、次第に濃くなっていきます。
いままでにない、変貌する、ちょっとかわった薔薇です。

『サンクチュアリ』と言えば、ウイリアム・フォークナーの小説を思い出します。

植物Fan.TaiChi

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。