Last Updated on 2022年10月1日 by Taichi
「オモトを買いなさい」
もう10年以上前になるが、我が家が引っ越した時に奥さんが複数の人から「オモトを買いなさい」と勧められて購入した、オモト。
自分が欲しくて買ってきた訳ではないので、その後かなりいい加減に育てているが、これまで増えこそすれ枯らしたことがない。気をつけるとすれば用土の種類を間違えると覿面に根が溶けること。
植え替え時に別の土がなかったんで、赤玉土と腐葉土という当たり前パターンで望んでみたら、
根元の芋(=地下茎)の部分がむき出しになってきて、掘り上げたら根がトロトロに溶けていた😵おそらく、赤玉土でも粒が潰れる前に、マメにマメに!植え替えるならオモトは育つと思います。
なぜ縁起物なのか
家康の引っ越し祝いだった。…なるほど。
オモトとは
【学 名】Rohdea japonica
【科・属】キジカクシ科(ユリ科、スズラン科)オモト属
【原産地】日本、中国
【開花期】5~6月
【特徴・草姿・草丈】
縁起物として各ご家庭の前にず~っと置いてある印象。で、とりあえず枯れない。めちゃめちゃ大きくもならない。せっかくなんで、赤くてキレイな実をつけさせたいが、これがこれで案外難しい😅
オモトの育て方チェック
置き場所・環境
半日陰推奨。直射日光不要。午前中のみならok。
※万年青は鬼門に置け。とは?
鬼門、とは北東の方角。北東の鬼門にオモトを露地植えする風習は昔からあって、城や屋敷には今でも多く植えられている。一戸建ての北東で密集地でないなら、確かに気持ちの良い朝日はあたるだろうし、午後のきつい直射日光は避けられる。ちなみに徳川家康は江戸城入城時、鉢植えのオモトを持ち込み寝室の枕元に置いていたそうな。
用土
ドロッとするものはNG
水やり
乾いたらたっぷり。冬場は控えめに。
肥料
やり過ぎNG。春と秋に緩効性の肥料を置き肥、もしくは薄目の液肥を施せば充分。
その他管理方法
植え替え
前述のように、土がドロッとすると株が弱る。そうでなくても根詰まりなどあるので2年に1回植え替えてやるのが吉。適期は3~4月か9~10月。
増やし方
株分け 適期は植え替え時に同時に行うのが吉。
うまく育ちますよう…
植物fan.TaiChi