Last Updated on 2019年9月7日 by Taichi
もはや【GWの主役】?
二十四節気では穀雨(こくう)
七十二候では霜止出苗(しもやんでなえいずる)
…春の雨は、成長のための恵みの雨。
さてゴールデンウィークを前にして、街のフラワーショップの店頭にアジサイの鉢植えが並ぶ。
店頭もそうたが、通販サイトでも【母の日のギフト】のメインが、
カーネーションからアジサイに圧倒的に変わったと思う。
貰ってもカーネーションは夏に弱いので、その後上手く育たないということでサステイナブルな時流にも合わず、人気がなくなったのではないか。
私は母を亡くしているのでもうアジサイを贈ることはできないが、今アジサイを贈れるならそのバリエーションの豊富さに悩みながらも、ワクワクすることだろう。
以前はこの4月のアジサイ、早くからしかもコンモリと咲いて店頭に並んでいるのが不思議だったが、矮化剤(ホルモン剤)の存在を知って、なんだ結局クスリか、と多少ガッカリした記憶がある。
購入したての鉢植えアジサイは、小さな鉢に矮化剤を使ってコンモリ仕立てて【贈り物としてベストな状態】にしているが 、小さな鉢に対して大抵アンバランスな状態になっている。
アジサイは相当丈夫なんで、水切れしない限りは鉢が小さければ寧ろ持ち運びしやすいし自宅で置きやすい。花も咲きやすい。要するに売りやすいし買いやすい。
…だが小さい鉢に矮化剤という育て方は即効性はあれど長い目で見て良いワケがない。自然に近い方へ調和させてやるに限る。
【母の日】後のアジサイ対策
さてこのアジサイ、貰ってから暫くは、水を切らさないようにして花を楽しみ、その後は秋までに花首をカットして少し大きめの鉢に移すのがセオリー。露地植えにするのもいいだろう。
アジサイは挿し木や株分けも成功する確立が高い。コツさえつかめば簡単なので楽しみも増える。
因みに拙宅の【今日のアジサイ】は勿論、開花はまだまだ。
小さな蕾を見つけて喜んでいる。
植物fan.TaiChi