鮮やかな赤いバラを撮影したら色がとんでしまう理由…【色飽和】ってナンだ?

Last Updated on 2022年7月3日 by Taichi

スマホのカメラで【赤】がうまく撮れない?!

5月、バラの花がきれいな時期から、相当強い日差しもあって、
バラの花をキレイにとりたくても色がトンでしまうことがよくあります。
特に、赤。

【スプリット オブ バンクーバー】

【スプリット オブ バンクーバー】

ノックアウト@新宿御苑

ノックアウト@新宿御苑

【あやおり】

【あやおり】

美しいバラとの出会いの感動が大きければ大きいほど、画像がとんでしまっているのを見た時の落胆も大きいです。肉眼で見た感動が伝わらなくなってしまいます。
この、色飛びのことを【色飽和】といいます。
鮮やかな赤、ピンク、黄色が特に【色とび】がよく起こるようです。



【色】が飽和する理由

デジタルカメラが相当進歩した今でも、色彩の幅・階調は人間の目に比べると狭いのです。
なので、あまりに鮮やかな赤や黄色は、デジタルが識別できる数値を越えてしまって同じ色でべたッと表現されてしまうのです。

飽和をふせぐには?

●カメラの彩度(≒感度)を下げる
●彩度の高いモードを使わない
…と、言うは易くで、これはカメラ(スマホ)によって本当にまちまちだと思うので、
露出、コントラスト、ホワイトバランスによって色飽和を防げるよう調整します。
●5月など、紫外線が特に強い時期は直射日光を遮って撮影するのも大変有効です。

スマホでも案外鮮やかさを調整する手はあるもんです

スマホでも案外鮮やかさを調整する手はあるもんです

植物fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。