Last Updated on 2023年7月15日 by Taichi
もはや定番?のガクアジサイ【隅田の花火】
我が家の庭ではもはや定番となったガクアジサイ【隅田の花火】
6月に入ると、この純白・八重咲きの花を愛でる時間が何より癒されるひと時です。
さてこのガクアジサイ【隅田の花火】なんですが、ネーミングに関しては諸説あるようでして…
いろんな人がいろんな名前を付けています。
アジサイ協会の初代会長氏は「花火」と呼びました。
「銀河」という名前で呼ぶ人も居ます。枝変わりでしょう。
発見者@花光園の先代園主が「隅田の花火」と名付けたので、私はそれで呼んでいます。
http://kakouen.ocnk.net/product/185
【みんなの趣味の園芸】より
元々は、横浜@花光園さんが「墨田の花火」と名付けた花です。
その出自は不明ですが、おそらく、伊豆の海岸に自生していたガクアジサイを植栽用に花光園の先代さんが採種してきたものではなかったかと、花光園の現社長氏は推測されていました。八丈島に自生している「八丈千鳥」や、三宅島の「三宅トキワ」とは、良く似ています。
その花を、花光園さんが横浜市議会議長さん宅に植栽したところ、それをアジサイ協会の初代会長氏が見初めて挿し穂を入手し、水元公園での園芸相談会で「FIREWORKS」として発表、その後(花光園さんの納入先でもあった)サカタのたねが「隅田の花火」の名前で売りだして人気爆発した~という由来のガクアジサイです。
【みんなの趣味の園芸】より
ガクアジサイ(額紫陽花)とは
ガクアジサイは、ユキノシタ科アジサイ属に分類される落葉性の低木です。
アジサイの原種の1つで日本の本州以南の海岸沿いに自生し、樹高は1~2mほどに生長します。
房総半島、三浦半島、伊豆半島、伊豆諸島、足摺岬、南硫黄島、北硫黄島で海岸に自生する(足摺岬のものは人為的植栽起源)。このため、ハマアジサイとも呼ばれる。高さは2 m程度だが4 mに達することもある。
花序は多数の両性花を中心として、装飾花が周りを縁取る。名称の「ガク」はこのさまを額縁になぞらえたものである。
Wikipedia
中心の小さな花を飾る額縁のように周りに花を咲かせるアジサイなので『ガクアジサイ』と名がついたそうな。
学 名:Hydrangea macrophylla f.normalis
科・属:ユキノシタ科(アジサイ科)アジサイ属
英 名:lacecap hydragea
原産地:日本
開花期:5~7月
花の色:青紫、紫、白、ピンク
隅田の花火はガクアジサイの園芸品種のひとつ。隅田川の花火大会をイメージして名づけられました。
八重の小さな白い花(装飾花)が中心の粒ほどの小花(両性花)の周りに咲き、時間が進むに連れて青色が滲んできます。
植物fan.Taichi
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