Last Updated on 2022年6月26日 by Taichi
温暖化時代のガーデニングに!
大阪の某巨大温室にて咲き誇るコエビソウ拙宅でも、コエビソウは【スーパーサブ植物】として頑張ってくれています。
毎年夏場には、カワイイライムグリーンの花を咲かせます。
このライムグリーンのコエビソウは、 「イエロークイーン」と呼ばれる品種。
ライムグリーンの「エビのしっぽ」にみえる部分は、実は【苞(ほう)】で、 花はその先っぽの小さな白い部分。 本家本元のコエビソウは、【苞(ほう)】の部分が まさにエビのごとく赤いのです。
学 名…Justicia brandegeeana
和 名…コエビソウ(小海老草)
別 名…ベロペロネ
科 属…キツネノマゴ科キツネノマゴ属
原 産…メキシコ
開花期…6月~10月
花 色…赤、黄、白
樹 高…30~100㎝
日 照…日なた(夏は半日蔭)
名前の由来は、花のつく穂が苞(ほう)に覆われていて、その形が小海老の尻尾に似ていることによる。花はその苞の間から顔を出す。別名はベロペロネ。花期は春-晩秋。繁殖は挿し木で行う。 Wikipedia
【コエビソウ】の育て方
環境
メキシコ原産ですが比較的耐寒性があり、関東以南であれば戸外での冬越しが可能です。
因みに我が家は冬季-2℃くらいまで下がりますがコエビソウの鉢植えは何度も冬越ししています。 ただし冬場は寒さで落葉します。
こんなふうに… ↓↓↓↓↓
こうなると、地上部を切り戻しする。地際からほぼカットして冬越し
そして、春には株元から新たな芽が伸びてきます。
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このコエビソウ、他の【春に伸びてくる草花】に比べて、芽の成長が比較的ゆっくりです。
メキシコ原産の熱帯植物にして多年草。
鉢植えを外に置きっぱなしでも枯死はしないのだが、 気温が15℃を超えないと活動しないのです…
従来は温室で年中開花させておくのが良い頃合いの植物で、 一般家庭で育てるのは若干不向きだったかもですが、しかし、温暖化が進む中で、拙宅の植栽でも長い間活躍できてます。
用土
鉢植えには、基本用土の赤玉土6:腐葉土4の土、或いは市販の園芸土で大丈夫。
あまり用土にこだわらなくてもいいです。
庭植えの場合は、庭土に腐葉土を漉き込んで水はけの良い状態にして下さい。
水やり
鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。
庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。乾燥が続いていたら水やりをして下さい。
冬越し中の株はやや乾燥気味に管理します。
肥料
春以降の成長期に、緩効性化成肥料を株元に蒔いてください。
植え付け・植え替え
鉢植えは2年くらいで植え替えた方がよいですが、比較的根詰まりには強い方かなと思います。
適期は5月中旬~6月です。
増やし方
このコエビソウ、花後にタネをつけることもしばしばですが、生育期の挿し木で容易に増やせるとのこと。
挿し木の適期は、生育期の5月~9月です。
植物fan.Taichi
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