Last Updated on 2023年7月16日 by Taichi
やっぱり、マーガレット
ガーデニング歴10年を越えた筆者が、1周まわってたどりついた「やっぱりマーガレット」
キク科のエース🌼
日本には明治時代の末に渡来したそうな。
拙宅でガーデニングを始めた頃は、マーガレットはとっても重宝しましたが
苗の木質化が進んでひょろひょろになった時期に一度離れまして…
やっぱりマーガレットはいいんじゃないかなと思いだしたのが最近です。
◎マーガレットはユリオプスデージーよりは湿地に強い
◎マーガレットはオステオスペルマムよりは日陰でも開花しやすい。
◎マーガレットは強いが、はびこらない。丁度良い大きさ。
◎マーガレットは挿し木の成功率が高い。
◎マーガレットを最近あまり見かけなくなった
等々の思いで、近頃復活です~
【マーガレット】とは
【学 名】 Argyranthemum frutescens
【英 名】Marguerite マーガリート
【和 名】モクシュンギク(木春菊)
【科・属】キク科アルギランセマム(モクシュンギク)属
【原産地】カナリア諸島※アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、群島。7つの島からなる。
【開花期】3〜11月(真夏除く)
【特徴・草姿・草丈】
キク科の半耐寒性多年草。上手く年数を経て生長すると木質化することから和名はモクシュンギク(木春菊)。品種改良を重ねて今は花色も大変豊富、白、黄色、ピンク、赤、八重咲き、周辺の花びらはそのままで、筒状花が大きくなって花びらにみえる丁子咲きなどがあります。
【マーガレット】の品種・バリエーションは?
マーガレット・ストロベリーホイップ
(楽天)
マーガレット ストロベリーホイップは、赤→ピンク→白色に変化します。
花数が多く、桜色に近い優しいピンク色の濃淡を楽しめます。
花色が変化するマーガレットは、分枝性がよく花数が多く1株だけでも寄せ植えのように一度にたくさんの花色をお楽しみいただけます。
花色は、紫外線の量と温度に影響して変化します。その変化も一緒にお楽しみください。
マーガレットの育て方
置き場所・環境・用土
マーガレットは、高温多湿を嫌う。露地植えならなるべく風通しと水はけの良いところを選ぶ。
鉢植えなら夏越し、冬越しは軒下で。12月~4月は、軒下の日当たりのいいところで管理。
酸性土を嫌うので、用土に苦土石灰を混ぜて酸度を中和・調節します。苦土石灰を土と混ぜて1週間ほどしてからの植え付け推奨。
水やり
多湿を嫌うことを念頭に、水やりは控えめに。
◎基本は、乾いたらたっぷり。
◎夏場は乾かし気味推奨。
◎露地植えは基本放置。
肥料
開花時期の春と秋に、置き肥として緩効性肥料を施す。若しくは液肥(液体肥料)を1ヶ月に2回ほどのペースであげる。
生育がほぼ止まる夏は、肥料を施さない。
その他管理方法
剪定・切り戻し
開花が一段落したら、梅雨が来る前に剪定・切り戻し推奨。風通しが良くなり、弱ってしまうのを防ぎます。
9月には新芽が出てきます。
夏越し
夏の間はほとんど成長せず、如何に涼しく過ごすか?がカギ。
肥料は施さず風通しのよい涼しい場所に置きます。雨には当てないようにしましょう。
植えつけ・植え替え
3〜5月推奨。根詰まりなどしていたら、秋も植え替えは可能です。
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増やし方
挿し芽推奨。適期は5~6月、9~10月。発根しやすく成功率も⤴️⤴️
芽を長さ5cmくらいに切り取り、赤玉土、バーミキュライト、パーライト(いづれも単用)に挿します。
うまく育ちますよう…
植物fan.TaiChi