強香のイングリッシュローズの代表格【エヴリン】このバラが欲しいが廃盤品種らしい…

Last Updated on 2023年5月30日 by Taichi

とっても素敵なイングリッシュローズ

イングリッシュローズ【エヴリン】

イングリッシュローズ【エヴリン】

サーモンピンク・大輪の美しい花を咲かせてくれる上にフルーツ香の強い香り。
二番花までは春のようにしっかり返り咲きます。

カタログ落ちしてしまってる…

イングリッシュローズ【エヴリン】@北山緑化植物園

イングリッシュローズ【エヴリン】@北山緑化植物園

この【エヴリン】は現在、パテント(特許)切れでイングリッシュローズのカタログから消えた品種です。

「人気が無くなり売れ行きが悪くなったから」とは思えないので
これ以上売ってもパテント料を乗せられないので生産するのをやめよう、という理由でしかないのではと思います。かなり残念な話です。





イングリッシュローズ【エヴリン】

イングリッシュローズ【エヴリン】

バラ【エヴリン】とは?

【和 名】エヴリン
【英 名】Evelyn
【別 名】アプリコット パルフェ Apricot Parfait
【系 統】Sシュラブ イングリッシュローズ
【花の大きさ】大輪 (花径12cm)
【花の色】サーモンピンク アプリコット
【花の形】半剣弁高芯咲き
【香 り】強香 ティー香フルーツ香
【咲き方】返り咲き
【樹 形】シュラブ(半つる)半横張り性
【樹 高】1.5~1.8m
【作出国】イギリス
【作出者】デビッド オースチン
【交配親】Graham Thomas × Tamora
【作出年】1991年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】花壇にも鉢植えにも向く。花首が長いのでフェンスには不向き、低いオベリスクであれば利用できる。





イングリッシュローズ【エヴリン】

イングリッシュローズ【エヴリン】

【エヴリン】園芸家の評判は?

イングリッシュローズの中でも香りの良さで依然人気があるのがシャリファアスマとエブリン。
すでに国内のパテント販売が終了しており、希少なバラとして挿し木で増やしている方が多いようです。

バラの香水メーカーの名前が付けられただけあり、ピーチやアプリコットを感じさせるフルーツ香はとても強く、ベランダなどで育てると部屋の中まで香りが届きます。

園芸家の梶みゆきさんが
映画「マイ・フェア・レデイ」でオードリーが着ていた
オーガンジーのドレスを思わせる色合い・・・と言っています。

シュートが良く出て伸びるので半ツル~ツルバラとして扱っています。
純粋なツルバラと違ってシュートの先には多数の花をつけますが、普通のHTのようにシュートピンチすると途端にいじけてしまいます。

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。