Last Updated on 2024年2月11日 by Taichi
ちょくちょく拝見している、
コマツガーデンさんのYouTube動画を見てびっくり。
【廃盤イングリッシュローズ】の情報を
後藤みどりさんがお話しになってくれています。
イングリッシュローズのほとんどの品種のスタンダード大苗を国内唯一のメーカーとして長年生産しているコマツガーデンさん。
後藤みどりさんは、
「混乱させてもいけない」
「レディ・エマ・ハミルトンは来年廃盤予定。変更になればいいな」
といった優しいトーンで落ち着いてお話しになられています。
さて廃盤になる残念なバラたちは、私がこのブログ(情熱庭園)でピックアップしてきた品種でいいますと
廃盤?ダーシー・バッセル
美しく深き紅バラ…しかも病気に強いER!【ダーシー バッセル】って誰?
廃盤?グレイス
「代わりになるものが思いつかない」by後藤みどりさん
“優美”を体現したバラ界に唯一無二のイングリッシュローズ【グレイス】このバラが欲しい!
廃盤?スピリットオブフリーダム
ディープカップ咲きで強香、優しい薄紫×ピンク色のバラ【スピリットオブフリーダム】このバラが欲しい!
廃盤?メアリーローズ
「ついに廃盤か~」by後藤みどりさん
香りに惚れる?イングリッシュローズの代表【メアリーローズ】?このバラが欲しい!
どれもこれも素晴らしいバラばっかりなんですけどね~
廃番になる理由 ポイントはパテント(特許)切れ?
種苗法に関しては、改正が平成10(1998)年及び17(2005)年に行われて、その都度、育成者権の存続期間が変更されました。
例えば木本性の植物については…
●1998年12月24日より前に登録された品種の育成者権の存続期間は18年
●1998年12月24日から2005年6月16日の間に登録された品種の育成者権の存続期間は木本性の植物については25年
●平成17(2005)年6月17日以降の育成者権の効力は30年です。
一方で、メーカーの思いもこのように…
オーステイン社も病気に弱い、苗が乱れるなどを気にして、イングリッシュローズの品種をある程度淘汰し、古い品種を止めて、新しく耐病性を高めた品種をカタログに載せていく方針を昨年(2019年)決めた。それにより、殿堂入りしたグラハムトーマスなども2022年に販売終了になる。
…それにしても、例えば【ダーシーバッセル】はハイクオリティーなバラで、2005年作出なんで特許もまだ数年あると考えると、このタイミングでの廃盤はちょっと納得いきませんけどね…残念?
手に入れようかどうしようか迷っていた方はお早めに…。
植物Fan.TaiChi