Last Updated on 2023年6月3日 by Taichi
その名の通り!長持ちする花【センニチコウ】
ヒユ科の春播き一年草。キク科のジニアが百日草なら、こちらは千日紅。
とにかく1シーズン、しっかりとガーデンのサブキャラを務めてくれるガーデニングの強い味方。
手入れもほとんど不要、ほぼ放任で育ちます。切った花は室内で楽しめます。ドライフラワーにもオススメです。
17世紀頃に日本に渡来したそうです。
【センニチコウ】とは
学 名:Gomphrena globosa
・Gomphrena:ギリシャ語のgromphaena(ケイトウの一種)が語源
・globosa : 球形の意
和 名:センニチコウ
英 名:Globe amaranth
アマランス【amaranth】はヒユ科の植物の総称
別 名:千日草(せんにちそう)
科・属:ヒユ(莧)科センニチコウ属
原産地:熱帯アメリカ
草 丈:15~80cm
開花期:6月~10月頃
花の大きさ:2~2.5cm
耐寒性:△
耐暑性:○
耐陰性:△
特徴・草姿
真夏の酷暑にも負けない強く丈夫な草花の代表。
赤い花弁に見えているのは苞(ほう)と呼ばれる部分で、苞のすき間からとても小さな花を咲かせます。
長持ちする花の様子から、センニチコウの花言葉は「色あせぬ愛」「不朽」です。
【センニチコウ】のバリエーション
センニチコウ【ファイヤーワークス】
センニチコウには様々な品種がありますが、このセンニチコウ【ファイヤーワークス】
は宿根草・半耐寒性の多年草として従来のセンニチコウと一線を画しています。
草丈は1mを越えて咲き誇る姿は野趣あふれ、ナチュラルガーデンによく合います。
真夏の暑さや直射日光、西日をものともせず、長い間、花が楽しめます。
キバナセンニチコウ
センニチコウは赤い花がお馴染みですが、黄色い花のキバナセンニチコウも人気です。
【センニチコウ】の育て方
環境
センニチコウは日当たり・風通しのよい場所で育てます。日当たりが悪いと花付きに影響します。
用土
センニチコウは乾燥気味の環境を好みますので、水はけのよい土で育てます。水はけが悪いようなら腐葉土を漉き込んでおきます。
鉢植えは、市販の園芸土、或いは赤玉土7・腐葉土3を混ぜ合わせたものが適します。
水やり
鉢植えは【乾いたらたっぷり】
露地植えは基本的に必要ありません。
肥料
やせ地が原産のセンニチコウは、肥料をさほど必要としません。肥料をやりすぎると枝葉が茂って花が少なくなります。植え付け時に緩効性の肥料をぱらぱらと蒔けば十分です。
植え付け・植え替え
植え付けの適期は春4月、2-30cmの株間をとって植え付けましょう。
増やし方
種を採取して増やすのが一般的です。種まきの適期は4月下旬~5月、気温が20~25℃になって寒の戻りがなくなった頃です。 シーズン中、5~6月に挿し芽で増やすことも可能です。
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