Last Updated on 2022年8月7日 by Taichi
今だから【エリゲロン】
ガーデニング歴が長くなることで、以前より魅力的に見える花。
これが結構多いのですが、このエリゲロンなど、まさにそれ。
エリゲロン
真夏に近所の擁壁から花をのぞかせているエリゲロンを見かけると
ついスマホのシャッターを切ってしまいます。こんな風に…
擁壁から育つ【エリゲロン】
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【エリゲロン】とは
学 名：Erigeron
英 名：Erigeron
和 名：エリゲロン
別 名：ペラペラヨメナ、洋種アズマギク、ゲンペイコギク（源平小菊）など
科・属：キク科エリゲロン属
原産地：アメリカ
草 丈：10～30ｃｍ
開花期：4～11月 ※最盛期は初夏～夏
花の大きさ：1～2cm
耐寒性：〇
耐暑性：〇
耐陰性：△
特徴・草姿
小菊のような優しい印象の花を長期間咲かせます。
咲き進むにつれて花色が白からピンクに変化して、最盛期には二色咲きのように見えます。株はやや横に広がるように伸び、成長も早めです。
寒い地方では冬に地上部がほぼ枯れます。
花言葉
エリゲロンの花言葉は「遠くから見守ります」
この花言葉も、白色と赤色（ピンク色）の花が混ざる姿から源平合戦をイメージして付けられたもの。そういう解釈もあるんですね…
【エリゲロン】の品種・バリエーションは？
エリゲロン”カルビンスキアヌス”
（E. karvinskianus）
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エリゲロン仲間はいくつかありますが、園芸では普通カルビンスキアヌスを指し、店頭でエリゲロンの名で販売されるものはほぼこの種です。
白花で徐々に花色にピンクが混じります。
茎が直立するタイプでは、北米のスペシオサス種（E. speciosus）など数種の交配により、‘ローザ ジュエル’（‘Rosa Juwel’）など多数の園芸品種が育成されています。
エリゲロン ‘ローザ ジュエル’
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エリゲロン ‘アズール フェアリー’
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【エリゲロン】の育て方
環境
エリゲロンは、あまり生育場所を選びません。前述のようにコンクリートのわずかなすき間でも育ちますし栽培は難しくありません。植えつける場所の水はけをよくすることがポイントで、好みに合えば後は放任で育ちます。成長が早く鉢植えではすぐ根づまりを起こすので、できれば地植えにしたいところです。エリゲロンは匍匐性の性質があり、横に伸びるように生長します。花壇やロックガーデンなどに植えつけると見栄えがします。
用土
一般の草花向け培養土で問題なく、或いは赤玉土7：腐葉土3の基本配合土でも育てることができます。
水やり
エリゲロンはやや乾燥した場所を好み、多肉植物のように乾燥気味を保つことで生長します。 地植えで環境が合っていれば、日照りではないとき以外は水やりをしなくて大丈夫です。鉢植えは水やりの基本通り、土が乾いたらたっぷり水やりを行います。
肥料
エリゲロンはあまり肥料を必要としません。肥料は控えめに与えましょう。生育期に２度ほど緩効性の化成肥料を与える程度で十分です。
植え付け・植え替え
鉢への植え付けは、環境がよければいつでも可能です。
露地植えの植え付けは、真冬の霜の降りる時期を除いた秋～初夏に植え付けるとよく根付きます。
剪定
春からの開花が一通り終わったら、株を切り戻します。エリゲロンは乾燥には強いですが多湿には弱いので、花がら摘みを兼ねて定期的に切り戻し、風通しを良くして美しさを保ちましょう。
増やし方
主に株分けとタネまきでふやします。エリゲロン（カルビンスキアヌス種）は環境があえばこぼれ種でも増えていくほど繁殖力が旺盛です。
また、エリゲロンは大株になると株元が蒸れやすくなりますので、更新をかねて株分けしておくと安全です。
【エリゲロン】園芸家の評判は？
花が終わったら刈り込んでおかないとまた匍匐して広がり歩けなくなります。
でも小さくて白い花がびっしり咲く姿は生命力に満ち溢れていて健気に（ろくに肥料はあげていません）映ります。地植えする場合、夏場の余程雨が降らない時以外は水やりは不要です。
どんな植物とも相性がよく、何を植えたらいいか？ と困ったら、エリゲロンが可愛い景色づくりを助けてくれます。
いろいろな草花とも相性が良くて美しく引き立ててくれますね。
一番の良さはたくましいこと！
土がほとんど無いようなすき間でも育ち花を咲かせてくれます。
今年の３月にはこの場所にも！レンガのメジに根を張って育ちました～！
植物Fan.TaiChi
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